働きながらの挑戦!「どうしてそうなるのか」の重点的な講義で理解!
D・S さん 30代
- 2021年度検定向け[1級パーフェクトコース/通信Web]受講
- 2021年11月検定(第159回)合格
簿記検定を目指した理由
私が簿記1級取得を目指した理由は、業務での会計知識の重要性を感じた事と、何か自分の専門性を持ちたかった事の二点です。
私は化学メーカーで営業職をしているのですが、事業の収益性を計算したり、取引先の財務諸表を読み取る際に会計の専門的知識の必要性を感じました。
また、メーカーでの業務はどうしても製品ありきの仕事になってしまうので、会社の看板や製品に頼らない、何か自分の武器となる専門性が欲しいという思いもずっと抱いていました。
そんな時に簿記1級の内容を知り、自分の希望を満たせると思い、挑戦を決意しました。
LECを選んだきっかけ
LECを選んだきっかけは、スタッフの方が親切であった事と教材がわかりやすかった事の二点です。
スクールを選ぶ際に何社かの窓口を訪問したのですが、その際に親身に話を聞いて丁寧な案内をしていただいたり、電話やメールでのアフターフォローをしっかりしていただいた事が印象に残りました。
また実際の講座を無料で体験できる「おためしWeb受講」なども非常にわかりやすく、それが決め手となりました。また、早期申込みを行えば割引などの特典を受けられることも後押しとなり、LECでの受講を決めました。
LEC講座・教材・講師の良かったところ
LECの講座や教材の良かったところは、単なる内容の解説や問題の解き方で終わらずに、「どうしてそうなるのか」を重点的にわかりやすく解説しているところです。
1級の問題は非常に難解で、初見のように感じられる問題も多いので、単純に解き方を暗記しただけでは太刀打ちが出来ません。
LEC講師の方々は、簿記の根幹にある会計の考え方をわかりやすく解説していただけるので、しっかりとそれを身に着ければ、そういった難解な問題に出会っても論理的に考えることで正解に辿り着ける力が付くと思います。
また、本番形式の確認問題や答練も充実しているので、しっかりと繰り返すことで本番を意識したアウトプット練習が出来、落ち着いて本試験に臨むことが出来ました。
復習や学習方法で工夫したところ
復習や学習方法で意識した事は、インプット期はテキストを反復して知識の定着を目指した事と、試験直前期は本試験形式のアウトプット重視にシフトして、本番の感覚を身体に沁み込ませた事です。
1級は試験範囲が膨大なので、全講座が終わってから周回をすると先にやった部分の知識が抜け落ち、非常に効率が悪くなります。時間がない時でも流し読みをするようにして、テキストは小まめに読み返しました。
また、問題集の単元問題は復習には非常に役立つのですが、解答に必要な情報のみ載っているので、その単元については分かった気になってしまうという側面もあります。そこでアウトプットは本試験形式の答練をメインに行い、あやふやな論点を問題集で復習するという方法を取りました。
これから受験される方へ
試験本番はテキスト6冊を会場に持参しました。
何度も周回したテキストなので、余白に講義のメモや気付き等も書き込んであり、直前で気になった点はすぐに要点を確認出来ました。
何よりもこれまでの積み重ねを実感することが出来、本試験では自信をもって臨むことが出来ました。
簿記1級は簡単な資格ではありませんが、質と量を意識して必要なものを積み重ねれば必ず合格できるものだと思っています。私は働きながらの資格挑戦になりましたが、平日は2〜3時間、休日は5〜6時間で週に20時間前後の勉強時間を確保するように意識しました。
インプットは細切れの時間でも比較的行いやすいので主に平日に、アウトプットは腰を据えて行う必要があるので主に休日に行うようにして、勉強を積み重ねました。
最後はやはり、今まで積み重ねたものが自信になると思いますので、教材と講義、そして自分を信じて合格するまで頑張ってください。