若崎 史弥さんの合格体験記
効率的な学習で最短合格へ
若崎 史弥 さん
年齢 | 20代 |
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最終学歴 | 明治大学・商学部 |
LEC受講歴 | ・2023消費生活アドバイザー1次スピード合格講座 |
※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。
受講された講座・問題集の良かった点をご記入ください。
とにかく過去問の解説が豊富で秀逸です。消費生活アドバイザー試験は範囲が膨大に見えますが、過去問に関連した出題も多く、いかに過去問から出題傾向をつかめるかが大きなカギになると思います。一般財団法人日本産業協会が発行している公式テキストのページも明記されているため学習効率があがり短期間でインプットとアウトプットを繰り返すことが可能です。私は公式テキストと本書を往復してインプットを積み重ね、本書を2周したところには合格点に達することができました。もし本書を見てわからないところがあれば、軽妙な語り口で展開する講義動画を視聴して学習すれば、その後の2次試験にも活かせると思います。
LECを選んだ理由
合格者の実績が豊富だったのと、所属会社のほとんどの有資格者がLECの教材を使用していたからです。特に問題集の解説は、一般財団法人日本産業協会発行の公式テキストの該当ページが記載されており、実際に試し読みしてみて公式テキストとレジュメだけで合格が可能だと感じました。また、アドバイザー試験までの日程に余裕がなかったのでテキストが届く前に動画が視聴できたこともスタートダッシュを切る意味でとても役に立ちました。サンプル用の動画を拝見しても、応用問題に対してのアプローチや問題文の読み解き方などが手に取るように分かり、大変勉強になるのではないかと思いました。
仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)
とにかく1日10分、1問でもいいから学習を継続することがコツだと思います。1日3時間など目安となる時間を決めて取り組めることがベストですが、勉強する前から過大な目標を立てるとモチベーションが下がったときに妥協してしまいます。少しの勉強時間でもいいので毎日触れる、1問でもいいから問題を解く、ということを継続することが大切だと思います。また、仕事がある平日でも移動の通勤時間帯やお昼休みなどにテキストに目を通すことは可能だと思いますので、隙間時間をうまく活用することが両立の肝だと思いました。
試験勉強を通じて「失敗した」「成功した」と思うこと
「失敗した」と思うのは、テキストを通読ぜず問題演習だけで本試験に臨んでしまったことです。基本的にはLECの問題集と解説だけで合格転に達することができると思いますが、それはあくまで合格に向けた最低ラインです。本番で全く未知の問題が出ても焦らないよう、公式テキスト等で幅広い分野の概念をインプットしておくことが大切だと思います。「成功した」と思うのは、問題演習の中で「〇」「×」の根拠を一つ一つ自分で説明できてから次の問題に進むといった学習をしていたため、本番では問題文を見た瞬間に回答が思い浮かぶような状態だったことです。
面接にて何を聞かれて、どのように対応したか
20代ということもあり、若者の目線に立った質問が多かったように思います。例えば、「最近の若者の消費者トラブルにはどんなものがありますか」「消費者トラブルに巻き込まれた若者に対してどのようなアドバイスを送りますか」「もし資格を取得したらどのように活かしていきたいですか」などです。特に最近はSNSに関連した若者のトラブルが多発しており、デート商法やマルチ商法、悪質な就職セミナーなど巷でニュースになることも多いので、日ごろから情報収集のアンテナを張っておくことが大切だと思います。一方で、若者向けに限らず高齢者向けトラブルについての質問もありましたので、テーマを絞らずあくまで公平中立な立場で回答できるよう準備しておく必要があると思います。
今後の抱負
試験の合格はあくまで通過点にすぎませんが、これだけ膨大な範囲の試験に合格できたことはやはり励みになりますし、一定の成果の証だと思っています。試験を通じて学んだ知識を活かして、お客さまや消費者市民社会の発展のために活用できるよう、日々精進していく次第です。