稲吉 理江さんの合格体験記

丁寧な解説と的確なアドバイス指導で合格できました
稲吉 理江 さん
年齢 | 50代 |
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最終学歴 | 愛知淑徳短期大学 英文科 |
LEC受講歴 |
・1次スピード合格講座 ・2次スピード合格講座 ・出題予想問題集 |
※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。
LECを選んだ理由
2019年にCAPを取得したことで、2020年に、上司からその上位資格である消費生活アドバイザーの受験を勧められていました。
しかし、教科の多さと論文に臆してしまい断念していました。
2021年の春に再度、挑戦してみないかと打診されて、受験を決めたのですが、独学では全く自信がありませんでした。
幸いにも、私の職場には「受験支援」の部署があり、毎年、「消アド受験支援」のDBに情報が載ります。
そこに予備校等の紹介があり、LECのことを知りました。
LECのHPで、受講して合格した方々の体験談を読んでいるうちに、「先生を信じ、努力をしてみよう。
私にもできるかもしれない」と思ったのが、LECの申し込みの背中を押された最大の理由です。
受験するからには、絶対に一度で合格したかったからです。
仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)
フルタイムで働いていますので、平日の夜は1~2時間、休日はたっぷり時間をとって、延べ6~7時間は学習しました。
しかし、ぶっ続けではなく、適度に休憩を入れながら、楽しみながら取り組みました。
1時間しかできなくても、「学習しない日を作らない」ようにしました。
「好きなラジオ番組が始まるまでの1時間」とか、「休日午前中の2時間」と決めて進めていたら、自然にリズムができてきました。
論文対策については、講座聴講のほかにも、何回も書いて、勤め先の上司に読んでもらいました。
身近に頼れる人がいる場合は、書いたものを何回か読んでもらい、意見をもらうことで、自分とは違った視点や問題点が見えくると思います。
受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」
成功したこと
5月末から7月末までは、苦手な「経済知識」以外の科目を勉強しました。そして、8月に入ってから、「経済知識」を重点的に学習したのですが、他の科目の知識がついていたので、気持ちに余裕がありました。
9月には総復習に入ることができ、計画的に進められました。
失敗したこと
10月に一次試験が終わって少し疲れてしまい、論文の対策に入るのが遅れてしまいました。
一次の合否がわからないうちに、論文対策に入らなければならず、モチベーションを保つ難しさを感じました。
10月半ば以降になって、やっと対策に取り掛かったのですが、気持ちの切り替えが上手くできなくて苦労しました。
LEC講座の良かった点
〇1次スピード合格講座
過去問題について、「なぜ、正解なのか」、「どこが間違っているのか」、「同じような問題が過去問の何年にあるか」、「教科書のどこに載っているか」等、丁寧な解説があり、問題の周辺の知識にも言及がありました。
ポイントになることや、消費生活アドバイザーとして、何に注目して勉強すればいいかがよくわかりました。
過去問題は、実際の試験で全く同じ問題は出題されません。
しかし、過去数年分の問題を学習して、横断的に眺めていると、出題の傾向やトレンド、何が重点的に問われるかがわかってきました。
問題に関する教科書掲載ページと、問題を行ったり来たりしつつ、繰り返しの学習で身に付きました。
webでの講義は、スピードを変えたり、わからないところは繰り返し再生したり、止めて考えることもできたため、自分のリズムで学習を進めることができました。
〇2次スピード合格講座
過去に、論文が原因で別の資格試験に落ちた経験から、論文にはコンプレックスがありました。
しかし、申し込んだからには、先生を信じて、講座を繰り返し聴講しました。
とにかく、実際に書いてみることが大切だとわかり、テーマを絞って、過去問題を何回も書きました。
書いてみると、どんなテーマであっても、「自分の言葉」が必要だと気が付きました。
先生は講座内で、ノウハウだけでなく、「消費者白書」や「くらしの豆知識」など、消費生活に関連する文書を読むことをアドバイスしてくださいましたので、文書、新聞、消費者庁のHPを、学習の合間に読みました。
企業や教育機関の活動について、自分の感想を持つようにしていましたので、試験当日は、出された論題について、無事に用紙いっぱいに自分の言葉で書き上げることができました。
〇予想問題集
理解できていないことを知るために、問題集が役に立ちました。
教科書で理解できたと思っていても、問題集をやってみると、法律名や年度など、正しく覚えられていないことが一目瞭然でした。
問題集には、重要な項目は繰り返し出題されていましたので、自然と、「絶対覚えるべき重要事項」だとわかります。
また、一冊が意外に軽いので、カバンに入れて持ち歩き、通勤時によく開いていました。
電車の中で開いていても、見開きで左に問題、右に正解というレイアウトになっていましたので、正答ページを探すためにあちこちめくる必要もなく、手間が省けて使いやすかったです。
全てを完璧にやり切れたわけではありませんでしたが、苦手分野の克服のために役に立ちました。
今後の抱負
消費生活アドバイザー試験受験のために学習した内容は、日々の暮らしと切り離せないものでした。
生きていくうえで、とても参考になることばかりです。
この知識を今の職場でも生かし、皆が暮らしやすい世の中にしていきたいと思います。