橋本 謙治さん
受験回数 | 2回 |
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受講講座 | 2020年管業合格コース通学ゼミプラス【通信+通学】 |
受験された動機
大学を卒業して社会人となり、これまで懸命に働き小さな会社とはいえ、社内ではそれなりの地位を築く事ができました。しかし、日々の生活に身をまかせて過ごしている内に、いつのまにか定年まじかの年齢に達しています。実際に定年になった時に社会で自分は、どの様に評価されるのか?客観的に第三者から評価して頂ける手段を何か持っているのか?答えは、これと言って表に出せるものは持っていませんでした。また、まだまだ自分は元気に働ける自信があります。それでいろいろ調べた結果、定年後の人生設計を考える上で、シニア層にも就業の機会がある『管業』の資格を取得できればと思い立ち受験しようと思ったわけです。
LECを選んだ決め手
『管業』の受験は、2年前に独学で挑戦したことがあります。結果は、不合格でした。書店でテキストと過去問集を購入し、ただひたすら繰り返し学習していました。自分では、それなりの達成感を得ることが出来、受験は成功すると思っていました。いざ、実際に受験してみると、ケアレスミスをしていたり、問題を少しひねられただけで混乱してしまったりで、散々でした。一時、この資格を取るのは諦めていたのですが、一念発起して再挑戦しようと思い、もう一度、パンフレットやネットでいろいろ調べて、「LEC」の各講座に辿り着きました。一人で学習するよりは、時には同じ目的を持って挑戦されておられる他の方々の刺激も欲しいと思い、「通学ゼミプラス」のコースを選択しました。
あなたが合格を勝ち取った学習法について
最初にLECのWeb講座を単元毎に学習し、そのあとセットで同送されていた「一問一答集」を、さらに「分野別過去問集」を学習しました、その上で私の場合、ほぼ毎月2回開催される「通学ゼミ」取っていましたので、その講義の中で新たな情報、等を吸収していき、これまでの学習内容の定着をはかりました。先に挙げた各問題集は、最終的に最初から最後まで4回繰り返しました。それらを繰り返して行くうちに、自分の弱点が明確になり、重点的に知識の定着をはからなければならない目標が定まりました。また、『重要な箇所』、『弱点箇所』、『暗記すべき箇所』、等には、マーカーや付箋、色付きシールを利用し、自分なりのカスタマイズ化を図りました。
LECの教材・答練・模擬について
LECのカリキュラムは、12月の本試験に向けて計画的にまた体系的に構成されていて、自身の学習の進捗を目で確認できるように工夫されていました。基本、毎月の学習目標が明確になり、道に迷う事はなかったと思います。そして、私が特に参考になったのは、「通学ゼミ」の講義です。講義の内容は、毎月単元毎に要点が絞りこまれたテキストを元に、前半で講義があり、その後すぐに過去問を解くという方法で進められました。その答え合わせは、講師から指名されていた人が解答するという形式で、何とも言いようがない緊張感が有り、問題を解く際の真剣度が多いに増しました。また、10月実施の「全国模試」で学習の達成度合いを見極めることが出来ました。
役に立ったLECのサービスについて
「Online Study」のWeb学習では、「累計学習時間」や「学習進捗」、「他の受講生との進捗の比較」、等がグラフで表示される様になっており非常に参考になり、また刺激にもなりました。各単元毎の学習で、どの分野が他の方より遅れているのか、進んでいるのか一目瞭然です。私の場合、平均より遅れている単元があれば、追いつく為にペースを上げて学習をしていました。また、令和2年度は、3月〜4月にかけて「コロナ」の影響で「通学ゼミ」が2回程中止になりました。しかしながら、代わりの「Web」講義や「補修」を受けることができ、学習には大きな支障は無かったと思います。
その他、本試験を終えてのご感想や今後受験される方へのアドバイスなど
12月の「本試験」が近づくにつれて、だんだんと緊張感と焦燥感が出てきました。しかしこれまでやってきた事の確信を胸に刻み日々を計画通り過ごすように努めました。本試験当日は、早めに自宅を出て、会場に到着できるようにしました。あわてて会場に到着し、変な焦りを抱くのは避けようと思ったからです、会場には、これまで1年間かけてまとめあげた『要点集』と『講義で使用した過去問集』や『試験直前重要ポイント整理集』、『ヤマあて講座のテキスト』、等なるべくかさばらないものを持参しました。会場について席につき、これらのテキスト類を一通り見直しました。いざ本番の試験では、意外と最初からスムーズに解いて行くことができました。これまでの知識の集積のたまものだと思います。少し、解答に苦しんだ問題もありましたが、比較的に慌てず最後まで無事に終了することができました。今年の問題は、例年より難易度が低かったのでは無いかと思いました。そこで、ふと思ったのは、私自身が解き易いと思ったという事は、他の受験された方もきっと同じように思っておられるはずだということです。すなわち、合格「最低点」が昨年レベルより確実に上昇するということです。後日、本試験の自己採点を行いました。結果は、昨年の点数を大きく超えていましたが、まだ不安になります。そして、合格発表の日に協会のネットを開けて、自身の受験番号を探しました。ずっと番号を追っていくと運よく見つけることが出来ました。本当にうれしかったです。何と滑り込みの合格でした。最後に、縁あってLECの講座を受けることになりましたが、その選択は、自分にとっては間違っていなかったと思います。LECの講師の方並びに職員の方々に改めて感謝申し上げます。「有難うございました」