西村 義明さん
受験回数 | 1回一発合格 |
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受験回数 | 1回一発合格 |
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受講講座 | 2016年 管業/マン管ダブル合格コース【通信】 |
宅建試験に独学で合格…知識を活用してマン管受験へ
将来、資格を使った仕事をしたいと思い、まず宅建試験を独学で受験し合格しました。次に宅建の知識を活かした資格を探していたところ、マンション管理士の資格を知りました。今後マンションの建替え需要が増えるのではないか、何か世の中の為にも少しは役立てるのではないか、との思いからマンション管理士試験受験を決めました。宅建の勉強をした際に区分所有法が好きになったことも要因の一つです。
学習時間と場所の工夫でペースを確立…繰り返し学習で知識定着
合格テキストと過去問集は、何度も繰り返し学習しました。合格テキストは数えきれないくらい読み、過去問集は、15回以上廻しました。平日の学習時間は通勤に片道1時間かかるので、往復通勤時間で2時間と、スキマ時間+帰宅後で計1時間程捻出し、合計約3時間を目標にしました。
週末は家族との時間や外出することが多いので時間を捻出するのに苦労しましたが、早朝家族が起床する前に講義で学習する以外は平均3時間程+スキマ時間でした。サラリーマンですと時間を作るのに苦心しますが、移動時間や待ち時間を無駄にしないように心がけ、ウォーキング時にも音声DLを活用して聴きながら、少しでも記憶に残るよう努力しました。小野先生が標準管理規約の講義の中で、小説を読む時間を標準管理規約の学習にあてるよう言われましたので、それを実践しました。ただ、所帯持ちで家には自分の机がなく、テキストや条文集を同時に広げて学習したりすることが出来ないため、学習場所には苦労しました。同じ場所では集中力がもたないので、家の中で場所を変えたり、刺激を受けるためにカフェで若者たちに混じって学習するなど工夫しました。すぐ居眠りもしてしまいますので…。
条文の読み込みをしようと購入したLECの法令集については、ほとんど読み込みが出来ずにテキストのみの学習になったのが最後まで不安の種ではありました。「区分所有法ローラー講座」を受講し、条文の基本が理解出来て、標準管理規約との違いや、同じところを意識出来るようになりました。答練や模試は、受験後すぐの見直しと復習を必ず行いました。やはり本試験並に緊張感を持って解き、間違えた問題を余韻が消えないうちに復習する方法は記憶に残りやすかったと思います。模試も同じですが、過去問は間違えて選んだ選択肢に間違えた回数を『正』で記入し、何度も間違える問題には付箋を付けて直前期には集中的に見直しました。特に正解率が高いにも関わらず間違えた問題は解説を覚えるくらいに読みました。建築設備関係は、単純に覚えることが多いので、9月以降はテレビを見ながらもテキストを見たりして少しでも記憶に残るよう心がけました。そうすることで「勉強する」という気持ちの負担を少なく出来たと思います。
また、学習方法としては、手を広げすぎないことをお勧めします。私は模試以外、LECからの教材のみを使用しました。テキストと過去問は早めに一回目をこなし、学習範囲と学習量を自分で把握してからスケジュールを立てるのが良いと思います。私はマンション管理士と管理業務主任者の両試験合格を目指しましたが、11月までに最低3回はLECの教材すべてを学習する目標を立て、11月以降はマンション管理士試験中心に勉強し、マンション菅理士試験終了後、管理業務主任者の過去問や「実践演習総まとめ集」「ヤマあて講座」の復習を1週間でこなすようにしました。ただ、マンション管理士試験に全力でぶつかりましたので、気持ちの立て直しに苦労しました。
講師との相性・「教えてチューター」・自習室…LECフル活用で着実な成果
当初独学で学習を始めたのですが、範囲の広さから難しいことがわかり、各社比較した中で講師の方との相性からLECに決めました。WEB受講は孤独ですが、通学時間が掛からないことや都合の良い時間に受講できる、画像が綺麗など、都合の良い部分に注目して利用しました。小野先生の区分所有法の項での団地や建替えの講義等は、2倍速で何度も見たり聞いたりしたので、小野先生の本当の声を忘れてしまったほどでした。ただ、何度も見直しが出来ることから緊張感のない見方をしないように気をつけないといけないとは思います。
こうした学習の結果、夏頃までは法令毎に個々バラバラだった知識が9月頃から横断的につながっている感覚を持つことが出来ました。3先生の講義は知識以外に試験対策上役立つ話や試験テクニックなども伝授して頂き、随分助かりました。また、合格講座が両試験共通であった点も良かったです。両試験は重複する部分が多いので、両方学習することによる相乗効果は大きかったです。過去問も11月までは両試験に差を付けずに廻しました。「教えてチューター」では学習内容以外に勉強方法についても質問し、すごく役立ちました。
また、LECの自習室も利用させて頂けたのは、他資格を受講中の方々と一緒に勉強出来ることで刺激にもなり、集中出来たので有難かったです。「ホームグラウンド」のLECではない他社で達成度を確認し、本番で全く見たこともないタイプの問題への対応が出来るようにしたいと考えたため、マン菅の模試については他2社も受験しました。
手を広げずに繰り返しでコツコツと…合格を目指す方へ
私は自分の記憶力には自信がないので出来るだけ手を広げずに繰り返しすることを心掛けました。若い方や記憶力の良い方、試験範囲の基礎知識を持った方でしたら、もっと幅広い教材を利用されるのも良いかもしれません。以上、ちょっと偉そうなことを書かせて頂きましたが、私も他資格合格目指してその資格の合格体験記を読ませて頂いている日々です。
最後になりましたが、LECへ合格報告のメールをしたところ、亀田先生から御祝メールを頂いたのは感激でした。