丹下 敬子さん
受験回数 | 1回一発合格 |
---|---|
受講講座 | 2015年 マン管・管業W合格コース【通信】 |
受験を決めた動機
私は現在不動産会社に勤務しており、主に契約関連業務を行っています。
7年ほど前から不動産業に従事し、当初は広告作成などの事務を行っていましたが、6年前に宅建の資格を取得し営業事務、契約業務の仕事へと勤務先や業務内容も変遷していきました。
この1年転職を考え始め、就職活動をする上で選択肢を広げたい、必要とされる人材を目指したいと思い、管理業務主任者試験に挑戦することを決めました。
学習法
取り掛かりはDVDの通信講座、直前期には「50日間で管業合格講座」の生講義(講師:亀田先生)を受講しました。宅建取得の際もLECでお世話になったので、講義への信頼感、受講料割引などの諸条件も魅力的でした。
DVD講座は基本のテキストに加え、不定期にDVDと補足テキストが自宅に送られてきます。
1月には講座を申し込んでいたので、きちんとDVDが届く間隔で学習が進められれば良かったのですが、不動産業は繁忙期に入り、多忙な日々が続きます。
職場とLECの校舎が近距離にあったので、仕事帰りに自習室を利用したり、また講義の映像を細切れに見るのが精いっぱいでした。
仕事や体調不良を言い訳になかなか勉強の習慣が定着せず、焦りは増すばかりでしたが、ようやく夏に入り追い詰められた気持ちになりエンジンが掛かりました。
LECのテキストを教科書として、また市販の要点テキストも利用し、二本立てで学習を進めていきました。
講師の先生が話されたポイントをテキストに直接書き込む、ラインを引く、それを要点テキストに更に書き込むという形で自分だけのオリジナルまとめ集を作っていきました。
逃してはいけない重要ポイントをひたすら余白に書き込んでいったので、見た目も決してきれいなものではありませんが、基本知識に加え要点がギュッと詰まった「これさえ覚えれば大丈夫」というお守りのような存在になりました。
またLECオリジナルのマンション関連法令集も購入し、テキストと並行して条文を読むことによって理解が深まりました。
通勤時の電車の中や、自習室などで過去問題集は5周行い、出題範囲がほぼ同じのマンション管理士の問題も2〜3周やりました。
過去問をやるとテキストの内容がよりわかるようになり、両方を行き来して繰り返していくことにより、徐々に知識が定着していったように思います。
LECの講座を受講してよかったこと
まずは講義映像を自分の時間で見られること、そして自習室の利用ができたことが大きかったです。
自宅に帰ってからは家事もありますし、仕事で疲れているためなかなか学習が捗りません。
ですから、仕事帰りに自習室で一定時間集中して取り組めるのが良かったです。
休みの日もなるべく自習室へ足を運ぶように心掛けました。
直前期の「50日間管業合格講座」では亀田先生の生講義を受けることができ、映像とはまた違った臨場感、充実したレジュメで、質問などについても直接教えていただくことができました。
今まで学んできたことの総復習ができ、更に要所を押さえた講義により何というか「沁みこんでくる」という感覚でした。
やはり生講義はいいなと実感した次第です。
本試験の日は、亀田先生のレジュメと自分のテキストを持って行き、直前まで読み込みました。
本講座も50日講座も受講して本当に良かったです。
合格を目指す方へ
追い込まれないとやる気が起きない私が言うのもおこがましいですが、試験を受けようと決めたら早めに準備だけでもして、やる、やらないはともかくとして勉強をスタートできる環境だけは整えておいた方が良いと思います。
また、「どうしても今年合格しなければいけない」理由を再確認する。
私の場合、「転職に向けてこの資格があった方が絶対有利!(逆に無いと選択肢が狭まる)」だとか、子供も受験生なのですが、「試験が先に始まる私が不合格だったら縁起が悪いから、絶対合格して良い流れを作らなくては」などと自分に言い聞かせ、「だから合格したいんだ」「だから今頑張ってるんだ」と強く認識するよう心掛けました。
自分なりの「背水の陣をひくこと」が必要ではないかと思います。
最後になりますが、独学では決して試験に取り組めないとわかっている私は、今回もLECの諸先生方にお世話になり、何とか合格することができました。
講座が良い意味での強制力になったと思います。
ありがとうございました。