細井 綾子さん
受験回数 | 1回一発合格 |
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受講講座 | 2015年 50日間で管業合格! 超短合格ロードパック【通学】 |
受講講座 | 2015年 宅建パーフェクト合格フルコース【通学】 |
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受験を決めた動機
8月下旬頃、宅建講師の亀田先生から、宅建の知識をそのまま、更に広げて1ヶ月強で狙える資格があると紹介されたのが管理業務主任者試験でした。ちょうど居住マンションが大規模修繕中だったこともあり、マンションに対する純粋な興味と、LECの宅建講座によって鍛えられた勉強癖を次にいかしたいという思いが重なり受験を決めました。
学習プランについて
宅建試験終了後、それまでの試験勉強の疲れから体調を崩し、勉強から離れた時期がありました。ただでさえ、残り時間が少ないのにとは思いましたが、講座が始まって試験概要や勉強法を聞いてから集中してやろうとのんびり構えていました。
しかし、いざ講座がスタートしてみると、新たに覚えなければならない分野が沢山あることを痛感させられ、新たに覚えることは講義中になるべく覚えようと講義はそれまで以上に集中しました。また、建築・設備系でイメージが湧かないときは、スマホで画像を検索したり、マンションを観察したりしていました。建築・設備系の勉強は初めて目にする内容なので、覚えるのは一番楽しかったです。(楽しいのとできるのとは違いますが…。)
自宅学習のペースとしては、講義が終わったその日のうちに、出る順の分野別過去問題集を解き始め、習った分野の過去問は1週間で解き終わるよう毎日30〜40問ずつやりました。
直前期の過ごし方
過去問が3回転し終わったところから、合格者ができて不合格者ができなかった問題に重点を絞り、自分ができなかったところはテキストにフィードバックし、過去問を繰り返しました。
あと、模試を受けている余裕はないので、マンション管理業協会のHPから、本試験問題を過去3年分ダウンロードして、2時間で一通り解く練習だけ直前期にしました。
本試験について
予めこれを見ると決めた総まとめテキストとレジュメだけを、試験当日の朝3〜4時間ひたすら見直し頭を整理させて試験会場に行きました。
試験は計画通り問46から解き始めました。
問1に戻って問題を進めていくうちに、民法や建築・設備はどうも私が苦手な難解パターンのようだと気づきショックを受けましたが、こういう時こそ他の基本問題で落としてはならないと心を落ち着かせるようにしました。
また、冬の試験は寒さ対策も万全にというアドバイスを聞き、温度調節できる服装で準備していったのですが、前日との気温差もあったのか、想像以上に試験会場が寒く、足元から冷え切ってしまい、解らないところに拍車をかけて思考が鈍りました。
いつも通りの力を発揮するためにも頭寒足熱。足元の寒さ対策も忘れてはならないポイントでした。
これから受験される方へのメッセージ
私は本試験で苦戦し合格基準点で何とか滑り込みましたが、それでも合格できたのは、
- ①正確な知識で解ける基本問題での失点を抑えられたこと(宅建知識の下支え)
- ②問46から解き始め、適正化法の5点を取得できたこと(民法や建築・設備系での動揺を受けずにすんだ)
- ③最後まで諦めないこと(試験終了前の見直しでマークミスに気付けた!)
この3点+運を味方にできたことだと思います。
結果、その年の宅建・管業試験にダブル合格することができました。
宅建から続けて管業試験に挑戦される方にとっては、夏の勉強疲れが出てくる時期でもあります。12月の試験まで特に体調管理には気をつけてください。
そして、どんな状況下にあっても最後まで諦めず自分を信じて頑張ってください。