農業・農村の有する多目的機能の十分な発揮
(1)農業・農村の有する多面的機能の重視
○ 農業・農村の有する多面的機能の計量評価
資料:
農林水産省農業総合研究所「農業・農村の公益的機能の評価検討チーム」による試算(平成10年)
注: |
1.中山間地域の評価額は、中山間地域の農地面積の割合等により算出した。
2. ( )内は、各機能の評価額に占める中山間地域の割合である。
3. 一定の前提の下での試算であることから、前提の取り方によっては評価額の変動もありうる。 |
推計方法: |
市場価格の代わりに、同程度の機能・効果を提供しようとした場合に必要な施設の建設コスト等をあてはめて経済的価値を評価する方法(代替法)で、
@ 個別の機能別に評価を行うことが可能であること
A 具体的な在野サービスの置き換えて評価するためわかりやすいこと
等の利点を有する。
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農業の担い手の動向
○基幹的農業従事者数の推移
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昭和35年 |
45年 |
55年 |
平成2年 |
7年 |
計65歳以上 |
1,175 --- |
711 83(12) |
413 69(17) |
313 90(29) |
278 118(42) |
資料:農林水産省「農業センサス」
注: |
1:基幹的農業従事者とは、農業に主として従事する人のうち、ふだん仕事を主とするもの
2:昭和55年以前は総農家ベース、平成2年以降は販売農家ベース。カッコ内の数値は構成比 |
○認定農業者数の推移
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平成6年4月 |
7年3月 |
8年3月 |
9年3月 |
10年3月 |
11年1月 |
認定農業者数 |
134 |
19,193 |
68,760 |
98,232 |
119,448 |
130,113 |
資料:農林水産省調べ
注:認定農業者とは、農業経営基盤強化促進法に基づき、農業経営改善計画を作成し、これを市町村に提出して、当該計画が適当である旨の認定を受けた者のことをいう。
農村の振興
(1)農村の人口、高齢化の推移
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昭和35年 |
45年 |
55年 |
平成2年 |
7年 |
人口 農村 全国 |
5,259 9,342 |
4,867 10,467 |
4,713 11,706 |
4,546 12,361 |
4,432 12,557 |
高齢者人口比率 農村人口 総人口 |
6.8 5.7 |
8.7 7.1 |
11.1 9.1 |
15.1 12.0 |
18.3 14.5 |
資料:総務庁「国勢調査」
注: |
1:ここでは、市町村の区域内で人口密度4,000人/q 以上の地区が、互いに隣接してその人口が5,000人以上となる人口集中地区(DID地区)以外の地区を農村と捉えた。
2:高齢者人口比率とは、全人口のうち65歳以上人口の占める割合 |
◆農業関係主要指標の変化
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