米国ロースクールへの留学 入学手続
入学手続 Admission
ロースクールの多くは入学する年の前年より入学願書を受け付けます。ロースクールによっては出願期限が異なりますので、入学を希望するロースクールの出願締切に遅れることのないように出願書類を提出します。
出願に必要となる書類 Requirements
J.D.コース
- LSAT(Law School Admission Test)のスコア
- ロースクールに入学するための適性と学力を判定するためのテスト
年4回実施(受験者数:100,000人前後 内60,000人前後がロースクールに入学) - 試験内容
- ロジカル・リーズニング
- アナリティカル・リーズニング
- リーディング・コンプリヘンション
タイプの重複を含め6つのセクションより構成されており、各セクションにつき35分の解答時間が与えられます。 結果は120~180点の範囲に直した点数で評価され、スケールド・スコアと呼ばれる上位どのくらいに位置しているかを示す指標もついています。スケールド・スコアは12~48までで、スケールド・スコア31がほぼ50%を意味します。
- ロースクール入学に必要な点数:140点以上
トップスクールでは170点前後、スケールド・スコアでは36程要求されます。 - LSATに関する詳細情報/ 申込み:Law School Admission Council
- TOEFLのスコア
- 国外からアメリカの学校に入学を希望する際に、その学生の英語力を判定するテスト 試験科目などに関しては、TOEFLのオフィシャルサイトをご参照ください。
- 成績証明書
- ロースクールは大学のGPA(成績平均点)を評価の対象とします。 GPAとは100点満点で採用されたものを、90点以上をA(4ポイント)、80点以上をB(3ポイント)、70点以上をC(2ポイント)、60点以下をD(1ポイント)と置きなおして評価する方式です。
ロースクール入学に必要なGPA:B+(3.5ポイント)以上 - 推薦状
- ロースクールにより要求される形式が異なるので、願書提出要項にある形式に合わせた推薦状を用意します。
- パーソナルステートメント
- なぜ自分が法律を学びたいかを中心とした自己アピール文書。
審査ポイント:文章の構成力
アメリカでの文章構成は日本において習う起承転結という構成とは違い、常に主題を先に述べ、その主題に対する具体的事例、証明、引用などを織り込みます。
文章全体の調子も、日本的な控えめ・謙遜調ではなく、どの文章、段落も積極的に自分を売り込む文章にします。
集めた学校の資料からそれぞれのロースクールの特徴や力を入れて宣伝している点を探し出し、それを自分の文書に織り込みます。 パーソナルステートメントのサンプルPDFを開く(13KB) - 願書
- 氏名、住所、連絡先など、一般的なことを記入する学校ごとの定型書式です