米国司法試験 BAR/BRIとは
米国司法試験とは
米国では、各州においてそれぞれBARと呼ばれる司法試験を実施しています。通常、どの州においても、Winter Bar と呼ばれる2月の試験とSummer Bar と呼ばれる7月の試験が年二回行われています。
それぞれの州ごとに受験資格および試験の内容には違いがありますので、注意が必要です。
米国司法試験は、MBE(全州共通択一試験)・MEE(全州共通論文試験)・MPT(全州共通パフォーマンス試験)・MPRE(全州共通弁護士倫理試験)・その他州独自のエッセイ(論文試験)や択一試験が実施されています。(州ごとに採用している試験は違います)その中で、MBEを採用している州を以下列挙しました。
日本の方が受験されるのであれば、MBEを採用している以下の州をご検討いただくと良いでしょう。
Alabama | Maryland | Pennsylvania |
Alaska | Massachusetts | Rhode Island |
Arizona | Michigan | South Carolina |
Arkansas | Minnesota | South Dakota |
California | Mississippi | Tennessee |
Colorado | Missouri | Texas |
Connecticut | Montana | Utah |
Delaware | Nebraska | Vermont |
District of Columbia | Nevada | Virgin Islands |
Florida | New Hampshire | Virginia |
Georgia | New Jersey | Washington |
Guam | New Mexico | West Virginia |
Hawaii | New York | Wisconsin |
Idaho | North Carolina | Wyoming |
Illinois | North Dakota | |
Indiana | Northern Mariana Islands | |
Iowa | Ohio | |
Kansas | Oklahoma | |
Kentucky | Oregon | |
Maine | Palau |
BAR/BRIとは
BAR/BRIとは、40年以上の実績の中で120万人の受講生を合格へと導いてきた、米国最大手の司法試験予備校です。
優秀な法学教授に法律の精髄を学ぶため、Bar Exam受験者のほとんどがBAR/BRIのBAR REVIEW書籍や講座で試験対策をしています。
米国司法試験 受験までのステップ
米国司法試験を受験するためには、米国のロースクールで「LL.M.」又は「J.D.」プログラムを修了する必要性があります。ロースクールのコース「LL.M.」「J.D.」選択は、日本の大学で取得した学位によって異なります。また、司法試験受験をする米国州によっては受験資格を「J.D.」のみとしている等、受験要項は州によって異なっています。
受験資格である学位をロースクールで取得した後にBar Examに挑みます。大抵の方はBAR/BRIのような司法試験予備校で講座を受講します。その講座がこの「米国司法試験対策講座」です。