新資格「小売電気アドバイザー(電力アドバイザー)」指定教育機関としてLECで認定講習会を実施
2016年3月9日 LEC資格トピックス
資格について
2016年4月に実施される電力小売りの全面自由化。これに伴い、多くの異業種から電力小売りへの参入が相次ぎ、また既存の事業者も様々な料金プランを打ち出してきています。そしてこれにより、一般の消費者が「自分で使用する電力」を多くの選択肢から選べるようになりました。そこで、電力小売りについて消費者に説明できる人材の必要性が高まってきています。小売電気アドバイザー(電力アドバイザー)は、消費者に対し、正しい電力の知識を伝えると共に最適なサービス選びをサポートできるスキルを持っていると認定された存在です。この認定は、特定非営利活動法人 日本住宅性能検査協会が行います。
- ①電気小売り事業を行う企業の関係者(責任者・販売担当者等)
- ②電力小売りに参入しようとしている企業の担当者や電力参入コンサルティングを行う方
- ③正しい電力選び(自分自身が最もメリットを得られる電力選び)をしたい消費者の方
にとって有効な資格となります。
小売電気アドバイザー(電力アドバイザー)認定講習会概要
電力(小売り電気等)に関する基本的な知識や、販売に際しての手続きや重要事項説明などに関するスキルを学び職場や生活に生かしていくための講習です。LECはこの指定教育機関として、LEC各校にて全国的に認定講習会を実施いたします。
認定講習会に参加し、その学習内容に基づいたレポート提出を行うことで資格認定されます。
認定講習会実施日程
3月開催:3月25日(金)LEC新宿エルタワー本校 10:00〜17:00(開場:9:30、事前説明:9:45)
4月以後:全国のLEC各校にて実施予定
※4月以後の日程詳細は、順次LECのHPに掲載致します。お問い合わせは、LECコールセンターまたは全国のLEC各校まで。
受講料
29,800円(税込)(講座コード:XA16010)
講習のメリット
①業務範囲の拡大
電気が自由に売られる時代へ。
電力小売り全面自由化によって、家庭用の分野でもこれまでもないサービスが始まることが予想されます。個々のライフスタイルに寄り添ったエネルギー利用を実現するサービス、ポイントが貯まるサービスなど、消費者に"選ばれる"ための数々の工夫が生まれそうです。電気小売りの事業者はもちろん、法律、金融、不動産、再生可能エネルギー、に関する資格等、あらゆる資格をお持ちの方にも、これまでの業務範囲を拡大させる切り口として有用です。
②専門性のアピール
小売り全面自由化では、いろいろな事業者が参入することで競争が進み、電気料金が安くなる」ことも期待されていますが、全ての消費者が好ましい条件で電気が買えるようになるとは限りません。今後、ますます業界に参入する業者が増加することが予想されます。電力アドバイザーの有資格者がいる販売業者様におきましては、消費者サイドに立った専門的な助言をすることができるアド バイザーが存在することを消費者にアピールし、他業者との差別化を図ることができます。
③信頼の証として
現代の企業活動では、コンプライアンスが重視されており、企業の不正や不祥事の発生は、刑事責任、民事責任はもちろん、信頼の失墜という社会からの厳しいペナルティーにさらされます。
正しい知識を持つことは、こういったリスクを回避することを可能とし、また資格を取得することは取得者自身の行動規範を高め、そして企業内に資格保有者がいることは、企業のコンプライアンスについての意識の高さを対外的にアピールすることを可能とします。
お申込・お問合せは
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