国家戦略特区における規制改革
2015年9月14日 LEC資格トピックス
国家戦略特区諮問会議において27事業が認定されました
〜保育士不足の解消に向け5地域で保育士試験を年2回実施へ
〜「ワンストップセンター」において定款の認証等を行なうことができるように
政府は9月9日、国家戦略特区諮問会議(議長・安倍晋三首相)を開き、東京圏や関西圏など7区域が提出していた27事業を認定しました。
資格に関係する規制改革事項としては、下記2つになります。
まず1つ目は、保育士不足の解消に向け、特区限定の保育士試験を仙台市、神奈川県、千葉県成田市、大阪府、沖縄県にて実施することとしました。
これらの地域では、通常は年1回の保育士試験が年2回実施され、合格者は当該地域内で保育士として働くことができることとなります。
次に2つ目は、「ワンストップセンター」において定款の認証等を行なうことができるようにしたことです。
法人設立の際の定款認証は、発起人が公証人の面前に行く必要があります。
現状、公証人による認証は公証人役場内に限られているために、発起人は公証人役場へ出向く必要がありました。
今回この規制を緩和し、特区内に設置する「ワンストップセンター」において定款の認証等を行なうことができるようになります。
定款認証は、行政書士が担当することが多く、よりスムーズに法人設立が行なえるようになります。
詳細は、下記をご確認ください。