3月8日(日)に実施した"合格者座談会"をレポートします。冒頭では<下平>講師による2020年の戦略をお話いただきました。当日参加できなかった方は是非ご参考にしてください。
【2020年合格の為の戦略】
T 基礎力養成期(11/24〜6/20) 週20h以上
・法令主要三法の徹底強化、条文大切に
・憲法、民法、行政法の講義に合わせて復習(テキスト、六法、ドリル、過去問)
・学習の複線化(民8:憲2、行7:民3)
U 基礎力完成期(6/21〜9/20) 週20h以上
・商法、一般知識の講義に合わせて復習(テキスト、ドリル、過去問)
・記述式、文章理解の対策
・学習の複線化(商・一・記・文6:行4)
・模試(3時間60問のシミュレーション、時間配分・解く順番等)
・ガイダンス「あと50日の過ごし方」
V 直前期(9/21〜10/31) 週30h以上
・法令主要三法の徹底強化、知識の精度向上
・記述対策(記述60問解きまくり講座)
・商法、一般知識
・模試
W 予備(11/1〜11/8) 出来るだけ多く
【講演者】
U・Hさん
静岡本校【通学】クラス 1発合格者
学業と両立し見事1発合格を成し遂げました。1発合格者の勝因はスピード重視で無駄がなく、"時間を掛けるところ""割り切るところ""思い切って捨てるところ"を潔く決断していました。『無駄の無い割り切った戦略』が合格への近道になると学びました。
【学習方法について】
■テキストの読み方の工夫___緩急をつける!
@【通学】クラスでマーカーを引いたところだけ読む
A不要な紙に重要な語句や頭の中の整理ように書き出しながら読む
Bマーカーを引いた箇所以外も丁寧に読み込む
C条文を確認しながら
■ドリルの回し方はスピード重視!!
◎ある程度一気に解いて、一気に丸付け
◎1問ずつ書き出す
◎毎回全問解く
■記述対策について
"記述60問解きまくり講座" (9月30日)地点では解けない問題も多かった。10月から"2019年出る順行政書士40字記述多肢選択"LEC書籍を購入。記述の対策よりも択一の理解の精度を上げる為に活用したことが相乗効果となり本試験でも得点できるようになった。
■一般知識対策
テキストはあまり読み込まない。(時間が足りなかった)個人情報と文章理解で得点を重ねた。個人情報→条文の読み込み。文章理解→苦手意識があったが"文章理解特訓講座"を受講し、テクニックを学んだことで全問正解できるようになった。政経にはほぼ手を付けなかった。
■条文の読み込みについて
民法の条文はテキストに記載されている条文のみ確認した。
■直前期の対策まとめノート
・重要な表や覚えられないものを書き出す
・似ている概念を並べて書き出すことで区別できるようになる。
直前期には毎日最低1回は目を通した。
O・Yさん
静岡本校【通学】クラス・横溝プレミアム合格塾7期生 2回目 合格者
1年目の敗因を真摯に受け止め分析し、すぐに気持ちを切り替えて本試験2週間後に"横溝プレミアム7期生"申込みし学習を開始しました。2年目ならではの敗因を活かした目標は3つ。@択一で40点の上乗せA判例の読み込みの強化Bマイナー科目や論点も最低限押さえる事。『ここまでやれば必ず合格できる!』自分が納得できるまで、気の遠くなるような地道な努力の結果、見事に高得点で合格されました。
【学習方法について】
■1年目の敗因と2年目の勝因
●1年目の敗因●
・ノルマを終わらせる事が目的となり、理解が進まなかった事。「次の講義までに今回の講義の復習を終わらせなければ」と思い、やる気がないのに漫然と勉強をしてしまった
・過去問を解いている時に選択肢1つ1つを見ず、その問題の答えが分かったら次に行った。
・本試験直前に3年分の過去問を本試験形式で解いたが、「ウォーク問で過去問を解いて答えを覚えていたから解けた」だけなのに、自分に力があると錯覚した。
●2年目の勝因●
不合格の原因を分析し、その穴を潰した。
・基礎法学に全然手をつけていなかったのだが、本試験の基礎法学の問題がテキストに載っていた内容からの出題だったので、しっかりテキストを読み込む事にした
・商法会社法は捨てるのではなく、最低限の問題を落とさないようにした。
■【通学】クラスにして良かった事
・勉強仲間が出来たこと。
・先生に分からない所を質問出来る事
・下平先生のテキストの線の引き方が、自分には合っていて、2年目も<下平>先生のやり方をベースにした。
■テキスト・六法
六法は確認した方が良いと思う
もちろん、テキストの1週目を回している段階で逐一六法に戻れたら最高かもしれないが、時間がかかるし精神的にももどかしくなると思うので学習が進んで余裕が出てきたら六法で条文を確認するようにしても良いと思う(特に民法)
ただ、憲法、行審法、行訴法、行手法は条文の数も少なく、条文がそのまま問題に出てきたりするので、最終的には全条文六法で何度も目を通すべき、商法会社法は六法に戻る必要はあまり無いが、Aランク論点を重点にテキストを読む。
■一般知識の対策について
・まずはテキストと六法で個人情報保護分野をしっかり固める事(原則と例外の把握、各用語の定義の確認)
・政治経済社会分野は、"ずばりストライク講座"や"一般知識8点アップ"道場で時事的な出来事を把握。市販の「時事用語問題」や「ニュース検定」などを見ると良いかも(横溝先生がブログで紹介)
■LECおすすめ講座
【記述60問解きまくり講座】
・とにかく物量が多いので、必然的に様々な分野に触れる事が出来、いかに自分が条文を頭に入れられていないかを知る事が出来た。
【過去問徹底解析講座】
・選択肢単位で丁寧に解説してくれるので、理解が深まる
・似たような問題を紐づけしてくれるので、「ひっかけポイント」が把握出来る
【到達度確認模試】
・公開模試より1か月も早く模試という形で力試しが出来る
【受講生の声】
・とても参考になりました。自分でも活用させていただきたいと思います。ありがとうございました。
・本試験の解答順番が参考になりました。日々時間が取れない毎日ですが、やはり時間の確保が重要であると改めて感じました。
・実際に環境(同じ通学)で合格された方のお話が聞けて『コツコツ地道』これに尽きるのだと痛感しました。勉強が遅れがちですが、焦らず諦めず地道にコツコツ勉強したいと思います。 不安になって勉強が止まらないよう、今日からは30分でもいいから前に進もうと思います!!
・具体的な勉強方法や講座の活用方を知ることができて良かったです。
・非常に参考になりました。ありがとうございました。
【担当者より】
この度は素晴らしい座談会をありがとうございました!!事前に入念な準備をしていただいたおかげで、スムーズに会を進行することができました。『これから受験する受講生さんの為になりたい』という思いが本当によく伝わりました。【通学】クラスは社会人の方が多く、勉強時間の捻出をするだけでも本当に一苦労だと思います。残念ながら合格の為にはどんなに忙しくても絶対量をこなす必要があります。時間捻出のために家族や友達との時間を削ったり、自分の楽しみを犠牲にすることも多いと思います。辛い時は"社会人になって勉強ができる環境"が幸せと言う事を思い出してください!また応援してくれる家族や友達への感謝忘れずに頑張りましょう!!これからも宜しくお願いします。