2018年行政書士試験 合格者座談会レポート
静岡本校【通学クラス】出身の行政書士試験合格者による座談会を開催しました。行政書士を目指したきっかけから、勉強方法 やモチベーション維持の方法などを中心に、 実体験をお話いただきました。 目標の立て方や精神論をお話いただき、後半は質疑応答の時間を設け、1発合格の秘訣や通学クラスの活用方法について伝授していただきました。
【講演者】
<石原 光晴>さん
【受講講座】
・2018年パーフェクトコース【通学・DVD】
・2018年 横溝演習力強化ライトパック(過去問徹底解析講座・記述60問解きまくり講座・過去問ラストチェック)
・到達度確認模試 等
【目標の立て方】
・公開模試や科目別答練の受験で、それぞれの時期に合わせた目標を持って挑みました。
到達度確認模試
7月【第1回目】
8月【第2回目】
・1回目⇒60問を3時間で解く、脳の体力があるのか?問題の解き順の確認や現時点での課題を見出す。
・2回目⇒1回目で失敗を活かし、順番通りに問題を解く。
公開模試【全2回】
9月
・精神的にも落ち込まない点数を取りたいと思った。合格圏内に入る点数を取ることを目標にした。(初めて合格点を取った。)
10月
ファイナル模試
ヤマ当て模試
気持ちが本試験に向かっていたから、経験を積む為のツールとして受験した。
【通学クラスの活用方法】
<横溝>講師の講義を予習として聴き、<下平>講師の講義を復習として聴いていました。ある程度の知識を入れた上で<下平>講師の講義に臨み、@自分の解釈の方向性が間違っていないかの確認、A知識の確認をしていた。不明な点は、丁寧にご指導いただき感謝しております。
【自分を信じきる力を持てるだけの努力を重ねよう!】
実際に『自分を信じきる気持ち』が芽生えていることに気がついたのは、本試験2週間前の事です。急に不安に襲われ、自習室を飛び出し、気分転換を兼ねて散歩をしました。不安を打ち消したくて、今までの積み重ねを、ひとつひとつ振り返りながら歩きました。苦しい試験勉強は1年で終らせよう!1年で絶対合格!だからこそ背水の陣で試験に向き合ってきた。
『毎日かかさず自習室で勉強した』
『科目別答練で常に8割以上の正答率を取ってきた』
『9月の公開模試で初めて合格点突破できた』
それまでの道程を振り返り、すっきりした気持ちでまた自習室に戻り勉強しました。
その後は本試験まで緊張することなく、リラックスした状態で過ごすことができました。
本試験では独特の雰囲気にのまれることもなく、3時間戦い続けることができたのは、日々の積み重ねが生んだ"自分を信じきる力"だと思います。
【質疑応答】
Q:1日の勉強時間
A:5時間〜6時間
Q:日々の学習について
A:DVDで講義を視聴した後は、復習ドリルで確認した。
Q:過去問対策について
A:10月から過去問徹底解析講座を受講し、ウォーク問を3回転させました。この講座の横溝講師の解説を聴きながら、自分の知識の定着度を確認した。
Q:模試の復習方法について、正解した問題肢も確認しましたか?
A:正誤に関らず、すべての肢と解説を確認した。模試の復習だけで1日かかることもあった。
Q:捨て科目や商法・会社法対策について
A:苦手な基礎法学は捨てました。商法・会社法は、時間をかけたくない科目ですが、6回の模試(コース以外の模試含む)の肢と解説は覚えるようにした。本試験では3問正解する事ができた。
Q:学習を終えた科目の回し方について
A:基本的に、合格講座受講中は学習の複線化はできなかった。行政法のときは行政法だけに集中した。ただし、行政法の講義期間中であっても、ニュースを視たり、行政法との関連で憲法を思い出したときは、必ずテキストに戻り確認していた。何か疑問が浮かんだ時には、必ずメモを取り、その日のうちに解決するよう心掛けた。
Q:本試験での問題の解き順
A:@一般知識(文章理解以外)⇒A多肢選択⇒B記述⇒C1番から順番に⇒D文章理解
【受講生の声】
・すでに受講した科目の復習方法が参考になった。日々の生活の中で気になった文言などをテキストで確認していく。
・自分と違うやり方をしている点があったので参考になった。一生懸命に勉強された苦労が伝わってきて、やる気が出たので参加できて良かった。
・大変ありがとうございます。参考になりました。一発合格者はさすがにやりきっていますね。『自分の知識の定着度の甘さ』全てこれにつきます。
【最後に】
<石原>さん真摯に試験に打ち込み、打ち勝つ姿勢を教えていただきありがとうございました。今年受験する受講生の良い刺激になりました。本試験まであと6ヶ月!!自分を信じきれるように走り続けましょう!!