LEC東京リーガルマインド・静岡本校

【司法書士】合格後の未来の私を想像してみよう!若手士業奮闘記【第5回】

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未来の私を想像してみよう!司法書士若手士業奮闘記!【第5回】

司法書士<小林 綾見>先生が司法書士を目指したきっかけから合格後の研修、開業、そして現在に至るまでのエピソードを連載致します。

第5回目のテーマは"県の新人研修について"お話しいただきます。 

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【第5回】

■県の新人研修について

 さて、全国の研修が終わったら、それぞれ県の司法書士会ごとの新人研修が始まります。県によって内容も様々ですし、中には県独自の新人研修を実施していない地域もあるようですが、静岡県では、講義形式の研修のほか、配属研修という、司法書士事務所で実際の仕事を見せてもらえる、いわゆるOBTのような感じの研修が数週間あります。

 毎年少しずつ内容も変わっているのでもしかしたら変わっているものもあるかもしれませんが、講義形式の研修は、全国の研修ではあまり触れられていないADR※の分野に関するものや、後見業務に関する研修、あとは、模擬面談という相談者役の先輩司法書士からの法律相談に私たちが答えるという、実践的なものもありました。

 当時は、模擬面談後の先輩司法書士によるなかなか手痛いダメ出しに、ひどく落ち込んだものです。

 また、配属研修は、配属先の司法書士事務所や時期によって、多少経験できる内容は異なるかもしれませんが、司法書士事務所の雰囲気や、業務の流れ、受験勉強や書籍では学ぶことの出来ない実務的な仕事の内容を知ることができます。

今年は新型コロナウイルスの影響もあり、例年とは違う開催方法になったようです

※ ADR(裁判外紛争解決手続き)とは、裁判を利用しない、いわゆる民間調停などのことです。静岡県司法書士会では、裁判によらない当事者同士の話し合いによる紛争解決の手法「メディエーション」に早くから取り組んでおり、「調停センターふらっと」というADR機関をもっています。

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