私は大学3年に上がるタイミングで勉強をスタートしたのですが、初めの1カ月に憲法と数的処理をかなりのスピードで進めていってしまったことで、6月あたりにやる気が途切れてしまい、そこから夏休み後半までは勉強を思ったように進めることができませんでした。
今思えばあの時期にしっかりと計画を立てながら少しずつ勉強する習慣をつけていれば、年内に余裕をもって科目を増やしていくことができたと思います。
皆さん勉強を始めるタイミングはそれぞれだと思いますが、(冬からなど詰め込まないといけない時期を除いて)張り切りすぎてキャパオーバーにならないように気を付けてください(笑)。とは言っても初めはどう進めていったらいいかわからないと思うので、担任相談やアドバイザー相談を活用して勉強スケジュールを立てていくことが大切です。
講義は通学のスケジュールに合わせる形やwebなど自分にあった形で受講していくと思いますが、その講義と合わせてKマスターや解きまくりで復習する習慣をつけていくといいと思います。特に数的処理は反復練習が大切なので勉強した範囲を忘れないためにも問題を解いていきましょう。
私は始めたタイミングはよかったのですが、途中だらけてしまった関係で夏休みが終わる時期から急ピッチで講義をみていたので復習する時間があまりとれませんでした。その影響もあり、講義を見終わっても最初のほうにやった単元を忘れてしまい、再度復習する時間を作ってしまったので、少しでも振り返る時間を作れると気持ち的にも安心して科目を増やすことができると思います。
次に、具体的な受講目標をお伝えしたいと思います。
私の場合は、年内に数的処理、憲法、民法T・U、ミクロ経済、マクロ経済、行政法、経営学の受講が終わっていました。他の学系(財政学・社会学・行政学・政治学)に関しても半分くらい受講していました。
解きまくりについては、1周終わっていたのが数的処理、憲法、民法T、行政法だけだったのであまり進んではいません。
理想は、教養科目が数的処理、文章理解、社会科学(専門科目を勉強している人であれば被ってない範囲)の受講を終え1周終わっている段階。
専門科目は、憲法、民法T・U、ミクロ・マクロ経済(主要とされる5科目)を1周、行政法の受講を終え、学系科目の講義の後半まで行くことができれば十分だと思います。
個人的には、余裕がある人であれば年内中に学系科目まである程度受講を終え、解きまくりを解きだす段階までいきたいです。
というのも、年が明けるとESを書き始めたり論文対策が始まったりして講義を受ける時間も取りづらくなってくるので、早めに講義を終わらせ問題集を解き始めていると、面接や論文対策に時間をうまく使えると思います。
勉強を始めた時期や1日にとれる勉強時間は人それぞれだと思うので、わからないことや不安に思っていることがあればアドバイザーを使って相談してみてください。
次に勉強時間についてです。
私は部活や大学の講義、アルバイト等があったため年内中は勉強時間を確保することが難しかったです。
時間を計って勉強しなかったので詳しい時間は覚えていませんが、だいたい年内は1日4〜6時間、年が明けてからは8時間程度、直前期は10時間程度やっていました。
勉強時間というのはあくまで目安としてなのでそこに縛られないように気を付けてください。
長い時間やっていてもダラダラとやってしまうと時間の無駄になってしまうので、時間に満足しすぎないようにしましょう。時間が取れなかったとしても定着できている質であれば問題ないです。
一度に同じ科目を何時間もするのではなく、1時間ごとや切りがいいところなので科目を変えて気分転換するのもいいかもしれません。
年内中は、担任相談やアドバイザー相談等で勉強方法を色んな人に聞いて、自分に合う勉強法や問題集の解き方を見つけてみてください。