LEC神戸本校の公務員講座受講生に人気の高い、「明石市」の仕事内容・初任給・試験内容と対策について簡単にご紹介します。
(最終更新日: 2022年12月22日)
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● 明石市
日本標準時の基準となる東経135度の子午線の街として、また、子育て支援の街として名高い明石市。
近年はベッドタウンとしての人気が高いですが、「魚の棚」等、漁港などの産業も盛んな瀬戸内海沿岸の街です。
大都市へのアクセスも強く、JR新快速を利用すれば三ノ宮まで15分、大阪まで40分ほどで出ることができます。
このページでは、LEC神戸本校の公務員講座受講生に人気の高い、「明石市」の仕事内容・初任給・試験内容と対策について簡単にご紹介します。
なお、公務員試験には「心理・福祉職」や「技術職(理系)」等もありますが、このページではお問合せの多い「行政職(いわゆる事務系の業務を行う職種)」をご紹介しています。
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●「明石市」について
1. 業務概要
市町村は、住民生活に密着した、地域の業務を担当する行政機関です。
たとえば、戸籍・住民票に関する業務、道路・公園・緑地の保護や管理、ごみの処理やリサイクル、火災予防、救急・救助活動などであり、政策の企画・立案などよりも住民と直接接するものが多く、それが市役所職員のやりがいでもあります。
明石市は「中核市」と呼ばれ、都道府県の権限の一部を譲り受けているので、ふつうの市役所よりも規模の大きい仕事もできます。
2. 配属先・勤務先
新規採用後は窓口などの直接市民と接する部署への配属が基本となりますが、ゆくゆくは総務部門などの内部事務あるいは施策の企画・調整などの市政運営にかかわる業務も担います。採用後10年間で3つの職場を経験する「ジョブ・ローテーション」により、早い段階でより多くの経験を積むことができ、ゼネラリストとして幅広い分野の業務に従事します。
勤務先は原則、明石市内です。
(参照元: 明石市 勤務条件・人事制度・研修制度・福利厚生)
3. 事務職の給与
初任給: 200,022円(22 歳大学卒の場合)(令和4年4月1日現在)
明石市内に勤務する行政職の場合、初任給は上記のとおりです。
※なお、この額は給与改定によって変わる場合があります。
※経歴に応じて加算される場合があります。
※このほか、扶養手当、住居手当、通勤手当、期末・勤勉手当などの手当があります。
(参照元: 明石市採用募集要項(事務職))
4. 「明石市役所」で働くには?
● 事務職採用試験のスケジュール(2022年 春の場合)
試験案内 配布開始 |
4月頃 |
受付期間 | 4月11日(月)〜5月11日(水) |
1次試験 | 個別面接: 6月10日(金)〜16日(木)のいずれか1日 |
1次結果 | エントリー課題: 6月上旬/個別面接: 6月下旬 |
2次試験 | 筆記試験+個別面接: 7月15日(金)〜18日(月・祝) |
2次結果 | 7月下旬 |
3次試験 | 個別面接: 7月31日(日)、8月1日(月)のいずれか1日 |
最終結果 | 8月中旬 |
参照元 | 明石市役所採用案内ページ |
● 事務職試験の受験資格、試験内容(2022年春の場合)
受験 資格 |
新卒・ 第2新卒 |
1994年(平成6年)4月2日以降に生まれた人 |
社会人経験 |
1963年(昭和38年)4月2日以降に生まれた人 |
|
【共通要件】 |
||
試験 内容 |
1次試験 |
(1) エントリー課題(100点) |
2次試験 (300点) |
(1) 筆記試験(200点/申込時に下記のAまたはBから選択) Aコース: 教養試験(100点)+集団討論(100点) (2) 個別面接(100点) |
|
3次試験 (100点) |
個別面接(100点) |
● 採用試験結果(2019年〜2022年5月)
年度 |
受験者数 | 採用人数 | 競争率 (倍率) |
|
2022年5月 | 1,127 | 24 | 46.9 | |
2021年9月 | 1,403 | 22 | 63.8 | |
2021年6月 | 147 | 5 | 29.4 | |
2020年10月 | 1,498 | 16 | 93.6 | |
2020年7月 | 177 | 8 | 22.1 | |
2019年6月(大卒) | 179 | 11 | 16.3 | |
2019年6月(経験者) | 244 | 8 | 30.5 |
明石市の採用試験は、年によって試験時期・内容(専門試験がなくなったり復活したり)が異なるので、志望する方は常に最新情報に気を付ける必要があります。
それでも、ここ15年は1次、2次、3次各段階で面接・集団討論の人物試験を課すので、かなりの人物重視の採用試験を行う自治体であり、これは今後も続く可能性が高いです。
つまり、明石市の採用試験においては、筆記試験で高得点を取って逃げ切るという戦略は取れません。
したがって、明石市役所の対策においてはしっかりとした人物試験対策をしておく必要があります。
また、面接対策に「広報あかし」を読んでおくことがおススメです。
明石市はいわゆる「独自日程」で試験を実施する自治体で、年齢制限も59歳までと裾野が広く受験しやすいこともあって近年、競争倍率がかなり高い市役所です。
公務員試験は就職試験なので、明石市が第一志望の場合でも、リスク分散のために他の自治体(兵庫県庁や神戸市のほか、日程の重ならない市町等)や国家公務員も併願しましょう。
これらの倍率は明石市よりも明らかに低いところが多いですし、兵庫県内、明石近辺(通勤圏内)で働ける国家公務員も少なくありません。
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