変化していくお客様の期待を理解して、常にそれを上回るサービスを提供するとともに、グローバルな視野とプロフェッショナルの視点から社会にとってのICTのあり方を考え抜き、社員の成長とともに”マーケティング”を体現し続ける会社、株式会社富士通マーケティング様。
株式会社富士通マーケティング様では、LECの人事総務検定講習を社内研修としてご活用頂いています。
今回は、株式会社富士通マーケティングのSEの方々の研修企画を担当していらっしゃるシステム本部 システム業務統括部 システム計画部 担当部長 板宮秀一様、システム本部 民需ソリューションセンター プロジェクト統括部長 森尻宏昭様にインタビューをさせて頂きました。
Q1.御社の人材育成に関するお考えをお聞かせ願えますでしょうか。
弊社は中長期的なビジョンとして『Marketing FIRST!』を掲げ、日々お客様起点で業務を行っております。弊社が掲げるマーケティングは「現実を見据え、お客様や社会の変化を予測して、期待を超えたソリューションと新しい価値を創出することによって、自ら市場を創りあげ、お客様の成長とともに社会貢献を実現していく」という意味を持っております。
この『Marketing FIRST!』の実現には、営業だけではなくお客様に接するSEの活動も重要ととらえ、常に成長することを意識していかなければならないと考えております。
また、我々が所属するソリューションビジネスユニットのチャレンジテーマにも「次世代人材の育成と強化」を掲げており、DXを意識した最新の技術習得や、『人間力』、『IT活用力』、『事業創造力』の強化を意識した人材育成を行っております。
Q2.社員研修として、人事総務検定講習を取り入れることになった経緯をお教えください。
弊社の主力商品の一つである『FUJITSU Enterprise Application GLOVIA iZ』の提案力強化に向け、人事総務に関する業務全般の知識を体系的に修得できる研修を実施しようと考えました。
我々がふだんお付き合いしている研修会社の中で、そのような研修ラインナップを持っているところがなく、対応が可能な研修会社を探していたところ、『人事総務検定』という資格があり、LECさんが研修を行っているという話を聞き、ご相談させていただきました。
また、ただ研修を受けるだけではなく、資格が取得できることで、受講者のモチベーションを高められるだろうということで、LECさんの研修を採用させていただくことになりました。
Q3.お差し支えのない範囲で、今後の研修のご予定を教えてください。
今回は全国に配属されているSEから15名を選抜して受講させていただきましたが、今後は人事給与システムのデリバリチームの裾野まで拡げ、定期的に受講させたいと考えています。
Q4.研修を実施するにあたって重視されているポイントをお教え下さい。
受講したメンバーが成長を実感できる研修であることを重視しております。
先に申し上げた、ソリューションビジネスユニットの目標である「人間力」、「IT活用力」「事業創造力」の醸成と「デジタル技術」、「セキュリティ技術」、「クラウド技術」等の技術力強化を意識した研修を企画し、現場の活動に役立つ研修を実施していきたいと考えています。
Q5.人事総務検定講習を受講した場合、業務や昇進に影響はありますか?
昇進に対する影響はありませんが、『FUJITSU Enterprise Application GLOVIA iZ』のご提案やシステムの構築にあたり、人事・給与関連の知識がないとお客様と会話することができません。このため、業務知識の習得として、必要な研修であると考えております。
Q6.それではLECの人事総務検定の研修についてお伺いします。
(1)カリキュラムについてはいかがですか?
今回の人事総務検定を受講した社員からの意見にもあるとおり、実務に役立つカリキュラムだったと思います。ただ、こちらの都合で短い時間に詰め込んだため、若干、進度が速かったとの意見もありましたので、今後の改善点と考えています。
(2)講師についてはいかがですか?
講師の方(澤井清治講師)については、事例や実務の経験談を交えた大変わかりやすい講義であったと、受講した社員から多くの声がありました。
(3)テキストについてはいかがですか?
テキストについては、ボリュームがかなりあり、「厚すぎる」という声もあった一方で、フセンやマーカーを多用し、今後の業務でわからないことがあったときに確認するのに役立てる、という高評価も多くありました。
(4)研修の結果についてはいかがでしょうか?
研修の結果については、これからの業務で結果が出てくるものと思います。ただ、基礎知識としてはかなり理解できたと思います。実は先日、実務とシステムをヒモ付けようという趣旨で、人事給与システムの勉強会のようなものを実施したのですが、人事総務検定を受講して業務の内容をわかった上での参加だったので、非常にスムーズに進みました。
(5)担当営業の対応についてはいかがですか?
弊社ではシンクライアントを取り入れているため、Webの視聴環境について、アプリケーションに依存しない動画環境を整備していただけると嬉しいです。
Q7.その他LECや、人事総務検定に関するご要望がございましたら何なりとお聞かせください。
お客様の業務に根付いたシステムをご提供するためには、会計、少なくとも簿記3級、できれば2級程度のアカウンティングの知識は、SEや新人社員にも必要であると考えています。
また、研修参加者から要望が多かった給与計算については、今後の研修計画で実施するかどうか検討したいと思います。
Q8.今後、御社が求める人材は、どの様な人材でしょうか。
弊社もIT企業からDX企業への転換を進めております。
SE部門としても、これまで培ってきたIT技術の更なる強化に加え、お客様のDX支援に貢献できるにデジタル技術の習得が必要と考えております。
また、お客様や社会の変化を予測し、お客様の期待を超えるサービスを提供できるSEが必要と考えております。
〜株式会社富士通マーケティング様、ありがとうございました。〜
- ご担当者:株式会社富士通マーケティング
- システム本部 システム業務統括部 システム計画部 担当部長 板宮 秀一様
- システム本部 民需ソリューションセンター プロジェクト統括部長 森尻宏昭様
場所:株式会社富士通マーケティング様 本社
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