それと、社会保険労務士が通常行う「コンサル業務」は、日常業務の延長線上である場合が結構多くあります。
たとえば、依頼を受けて離職票を書く。「どうも、この会社、離職票が最近やけに多い。しかも特定の部署だ。なぜだろう。そうか、この部署は中間管理職が新しく変わったんだ。もしかすると、このあたりに原因があるのかもしれない。」こんなきっかけから、人間関係論あるいは組織活性化へと仕事を進めていく。あるいは社員をウオッチングしてみると、社員
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の不満が多く、ヒアリングしていると、どうも人事考課の方法に不満の原因があるようだ、など。これが人事考課制度の改定に結びつく。さらに探ってみると、評価と処遇が一致しない。処遇制度も見直しをかける。こんな風に、ばたばたと仕事になることもよくあります。
現場に密着する業務が主なだけに、必ずしも3号業務(注)と意識しないで3号業務をやることもあります。たとえば「会社に活気が無い。原因は何だろう。そうか、まず挨拶からはじめさせよう」そう
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