好評につき第2弾!
昨年12月の「企業全体の活性化に向けた 障害を持つ社員のキャリアアップ支援」セミナーでは、障害者雇用におけるキャリアアップの重要性と、評価基準の必要性を学びました。今回のセミナーでは、さらに一歩踏み込み、具体的な評価基準の一例を提示します。
なぜ、障害のある社員のキャリアアップが重要なのか?現在の日本の障害者雇用の現状は?障害のある社員のキャリアアップを評価する基準とは?前回に引き続き、文部科学省障害者の生涯学習推進アドバイザーである引地達也氏をお招きし、生涯学習の視点から具体的な評価基準の一例を解説いたします。
企業の障害者の生涯学習に対する理解をさらに深める内容となっておりますのでぜひご参加ください。
※本お知らせは「障がい者」の表記を法律に合わせて「障害者」としています。
セミナー概要
民間企業の障害者雇用率は、現時点の2.5%から2026年には2.7%へ引き上げられることが決定されており、今後ますます障害者雇用の需要は大きな高まりを見せると考えられています。一方で、就労継続支援A型事業所の全国的な倒産が相次いでいる影響から、障害者の失業者数が過去最高を記録しており、障害者数が増え続ける一方で、障害福祉サービスを提供する事業所数は圧倒的に不足している状況となっています。さらに、一般的な会社員の1年後職場定着率が85%に対し、障害者の1年後職場定着率は58.4%と低い水準となっています。 このような状況を改善するためには、障害者の職場定着とキャリアアップを支援する仕組みが不可欠です。スキル向上の機会を提供し、適切な評価基準を導入することで、障害者が働きがいを持ち、長期的に活躍できる環境を整えることが求められています。
障がい者雇用支援センターではこの課題解決の一助となるべく、昨年12月に実施し好評いただきました、文科省の「障害者の生涯学習推進アドバイザー派遣事業」の第2弾セミナーを開催します。前回セミナーで学んだ、障害者雇用におけるキャリアアップの重要性や評価基準の必要性に加え、具体的な評価基準事例を提示しながら、障害者にとっても働きがいのある職場、共に学び、生きる共生社会を実現するためのポイント等について解説します。また、障害者雇用の活性化に向け、生涯学習を企業に取り入れる手法についても学べる機会となります。
- ※セミナー終了後は、企業様や障害者雇用の専門家の方々との交流を目的とした異業種交流会を実施します。障害者雇用に関する情報交換や、講師との対話の機会も設けており、セミナー受講者の方限定のカジュアルな雰囲気のイベントです。初めての方もぜひお気軽にご参加ください。
- ※2024年12月10日に開催したセミナーの第2弾となります。第1弾の内容を踏襲しつつ、具体例を盛り込み最新情報をお伝えいたします。
カリキュラム
- 日本の障害者雇用の現状
- 障害者雇用とキャリアアップ・リスキリングの関係
- 障害者雇用におけるキャリアアップの重要性と評価基準
- 具体的な評価基準事例
- 組織のコミュニケーションとしての生涯学習
- 合理的配慮のポイント、継続的なコミュニケーションの重要性
- 質疑応答
- ※都合により、講義内容などが一部変更になることがあります。
- ※開場時刻まではセミナー会場にお入りいただくことができかねますので、ご了承ください。
こんな方におすすめ
- 企業内の障害者雇用推進を担当されている方
- これから障害者雇用に取り組もうとされている企業担当者、代表者様
- 現在雇用している障害のある社員の定着支援でお悩みの方
- 障害者雇用を外部から支援している企業担当者様
- 障害者雇用を支援している士業の方
- 障害者就労支援に携わる福祉関係者
開催日時・場所
- 開催日時
- 2025年3月13日(木)16:30~18:30
- 開催場所
- LEC東京リーガルマインド中野本校 101教室
(東京都中野区中野4丁目11-10 アーバンネット中野ビル1階) - ※過去のセミナーアーカイブ動画につきましては、セミナー終了1週間後から期間限定(約1か月間)障がい者雇用支援センターのWEBサイトにて、無料で配信しております。
参加費
無料(事前申込制)
講師
- 引地 達也 氏(ひきち たつや)
- 文部科学省障害者の生涯学習推進アドバイザー
- フェリス女学院大学文学部コミュニケーション学科准教授
- 一般社団法人みんなの大学校 学長
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1971年、仙台市生まれ。上智大学大学院文学研究科新聞学博士後期課程修了。博士(新聞学)。
毎日新聞社記者を経てドイツ留学。帰国後は、経営情報誌の編集者を経て、共同通信社入社。外信部、韓国・延世大に社命留学し、ソウル特派員。
退社後はメルボルンでオーストラリアの核問題を研究し、帰国後、大手金融機関の経営コンサルタント、外務省の公益法人理事兼事務局長など国際経験を生かした業務に従事。
東日本大震災でのボランティア活動「小さな避難所と集落をまわるボランティア」をきっかけに、支援が必要な場所への活動を展開。
2020年4月、一般社団法人みんなの大学校を設立し「ウェブでつながる」を基本とした要支援者のための学びの場を展開。
現在、一般社団法人みんなの大学校代表理事、フェリス女学院大学准教授、ケアメディア推進プロジェクト代表並びに季刊「ケアメディア」編集長、法定外見晴台学園大学客員教授等。
一般財団法人発達支援研究所、日本マス・コミュニケーション学会、日本質的心理学会、日本LD学会、全国専攻科(特別ニーズ教育)研究会、The Association for Education in Journalism and Mass Communication(AEJMC)などに所属し、ケアとメディアの研究と実践を重ねている。
主催・運営
- 障がい者雇用支援センター
- LEC東京リーガルマインド
- JACE NGOs(国連NGO)
お問い合わせ
ご不明点・ご相談などは、お気軽へ下記へご連絡ください。
フォームからのお問い合わせ
電話でのお問い合わせ
LEC東京リーガルマインド セミナー事務局
0570-064-464
(平日 9:30~19:30土日祝 10:00~18:00)
※お問い合わせの際は、セミナー名と開催日時をお伝えください。