2024年度合格
R・Hさんの合格体験記

キャリアコンサルタントを目指したきっかけ

もともと公務に就いていましたが、より近い距離でカスタマーの支援をしたいと考え大学業界に転職しました。有志で学生の就職支援を行った経験があり、就職という人生において重要な局面で、1対1で密に支援を行えることにやりがいを感じたため、就職支援系の部署を志望していました。しかし実際に配属された部署は、就職支援とは全く異なる部署でした。職場内では就職支援系部署は人気があり、希望が叶わない職員も多いと聞いたため、少しでも実現可能性を上げるために、キャリアコンサルタントの資格を取得しようと考えました。

LEC講座を選んだ理由

キャリアコンサルタント養成講座を開講しているスクールは複数ありますが、学生時代に公務員試験の勉強をする際にLECの名前を目にしていたので、有名スクールということで安心感がありました。また、各スクールの料金を比較しても、LECは最安料金でしたので、費用的にも大変魅力的でした。LECと契約後になりますが、専門実践教育訓練給付金申請の際に行うハローワークでのキャリアコンサルティングにおいても、担当いただいたキャリアコンサルタントの方がLEC出身だったため、一層の安心につながりました。

勉強の方法

基本は日曜日の10：30〜14：30のクラスでしたが、都合が合わない日は平日夜間クラスに振り替え、全回出席しました。試験対策の勉強をしていると気付くのですが、講義中に講師が呟いた何気ない一言が、実際に過去の試験や試験本番で出題されていたことがあったので、毎回長時間の講義ですが集中して受講することが大事です。また、学科試験は過去に出題済の論点から何度も試験に出てきます。私は過去問を5年分解き、講座で習わなかった論点を補足して本番に臨んだところ、一発合格できました。

合格後の資格の活かし方・今後の抱負

キャリアコンサルティングは、転職希望の方、職場内で困難に当たっている方、新卒採用に臨む学生等、様々な方を対象とする業務です。私の場合は、現職で学生の就職支援の機会があるので、新卒採用対策として試験で学んだことを存分に生かしていきたいと思います。現場でのコンサルティング経験を踏みながら、ゆくゆくは全国の大学生に広く様々な情報を発信できるような方法を考案し、自分で仕事を開拓していく予定です。

受験者へのメッセージ

本資格は、合格率50~60％と資格の中では高い割合ですが、養成講座修了者か実務経験者しか受験できない資格なので、実際の難易度はそれなりに高いと思います。合格が叶わない場合も想定されますが、講座で学んだ内容は日々の生活にも役立つことが多いです。他人の話を傾聴するテクニック、メンタルケア、労働関連法令等、日々の仕事の中でも生かせる知識を多く学べます。キャリアという概念に関心がなくても、自己研鑽に励みたい方にはおすすめできる講座です。