「人のため」が「自分のため」に
北原 一秀さん
キャリアコンサルタントを目指したきっかけ
20年以上、公務員として働いてきました。担い手不足が深刻な社会問題になっていますが、地方部においては公務員も例外ではありません。また、保守的で変化が期待できない環境の中で、優秀な若手職員が次々と離職していきますが、公務員は転職を想定していない制度なので支援策はありません。私は公務員こそ、長期的視点で自らのキャリア形成を主体的に考える環境が必要と考え、キャリコンを目指すことにしました。
LEC講座を選んだ理由
講座を受けるにあたり、公務員なので教育訓練給付金などの助成金は受けられません。したがって、安価でかつ合格率が高い講座を選ぶことを考えました。また、地方在住のため通学による受講は現実的に難しい状況でした。オンラインの講座の中でも、振替が可能で、開催曜日の選択肢も多いLEC講座は予定が組みやすく、また様々な割引もあったのでこちらに決めました。
勉強の方法
LEC養成講座中は、基本的にテキストの復習とロープレ練習で流れとコツを掴むことに注力しました。講座終了後、試験まで3カ月ほど期間が空きましたが、LECの講座仲間とオンラインでロープレ練習や情報交換ができたので、モチベーションを維持できました。試験対策は、3回分の過去問を一通り解いてみて傾向を掴み、学科試験と実技試験のLEC試験対策本で勉強しました。直前にオンラインでLECのロールプレイサポート講座を受けたことで、自信が持てました。
合格後の資格の活かし方・今後の抱負
私が見聞きした範囲では、行政組織は程度の差はあれ、どこも保守的かつ属人的な組織になりがちなので、現場で働く職員は、主体的に自らのキャリアを考え、心理的成功を意識していかなければ、中年期以降をポジティブに乗り越えていくことが難しいと思います。これまでの経験、キャリコンの勉強で得た理論等を活かし、まずは自分自身の働き方を通じ、一人でも多くの公務に関わる方に良い影響を与えられるように活動していきたいです。
受験者へのメッセージ
キャリコンの資格を取って人を活かせる仕事をしたい、と思って資格取得を決めましたが、LEC養成講座を受けて様々な理論を学ぶ中で、自分自身のこれまでの経験や感情にあてはめて、こういうことだったのか、と改めて自分自身を見つめ直せたのが、一番の成果だったと思います。これまで色々な試験を受けてきましたが、勉強していて楽しいと感じたのは、このキャリコンだったと思います。みなさんもそう感じていただければいいなと思います。
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