2023年度合格
末永 祐介さんの合格体験記

合格前のお仕事、キャリアコンサルタントを目指したきっかけ

市役所職員として十数年勤める中、キャリア形成のために長らく在籍した部署から異動し、大きく環境が変化しました。様々な壁にぶつかり、特に人間関係の重要性について身をもって学ぶこととなり、大きな挫折を経験。先が見えなくなった時に出会ったキャリアコンサルタントの方が、自分の背中をそっと押してくださり、次は自分が転機を迎えた方を支える側として、一人でも多くの方の役に立ちたいと思い資格取得を目指しました。

LEC講座を選んだ理由

他社の養成講座についても資料請求やオンライン相談会などに参加して比較検討しましたが、LECさんには公務員試験対策講座で10年ほど前にお世話になったことから、初心に帰る意味でももう一度LECさんで学ばせていただこうと決めました。合格実績や受験に向けた対策講座等の手厚いサポートが決め手の一つとなりましたが、実際に受講を終えて講師のお人柄などに触れ、その選択は間違っていなかったと実感しています。

勉強の方法と、振り返って「失敗したこと」「成功したこと」

学科試験は学んだことをノートにまとめて見返すことで定着を図りましたが、ノート作成に時間をかけすぎたことが反省点です。試験本番を意識してアウトプット重視で問題を繰り返し解き、「皆が正解できる問題を落とさないこと」がポイントだと思います。
実技試験は、絶対的な正解がないため、クライエントの立場に立ってＣＣとしての自分を客観視することが重要だと思います。そのためには講師やクラスの仲間の存在が欠かせません。

合格後の資格の活かし方・今後の抱負

長らく教育行政に携わったことから、未来を担う子どもたちや大学生を対象に専門家としてキャリア形成支援をサポートさせてもらいたいと思っています。社会に出る前段階の子どもたちにとって、これまでの限られた経験をもとに自分と向き合いながら進路選択することは容易ではない。だからこそ、多様な選択があることや、気づいていない自身の魅力にも気づいてもらい、自信をもって前に進んでいけるよう伴走させてもらいたいです。

受験者へのメッセージ

「クライエントを支援するために色んなタイプのキャリアコンサルタントがいていい」。試験勉強に不安を感じていた当初、講師の何気ないこの言葉に、自分を必要としている人がいるかもしれないと思い力が湧いてきました。資格取得はあくまで通過点なので、自分はどのように活躍したいのか具体的なイメージを持つことも大切です。目標に向けて、養成講座でともに学ぶ仲間からも大いに刺激を受けながら頑張ってください。