2023年度合格
大谷 智美さんの合格体験記

合格前のお仕事、キャリアコンサルタントを目指したきっかけ

令和4年3月に約20年勤めた職場を退職し、社会保険労務士として開業しました。折しも働き方改革が世に広がり、副業や柔軟な育児休業制度、治療と就労の両立、短時間正社員など多様な働き方が認められるようになってきた中で、「さらに皆様の力になるためには何をすれば良いだろう？」と考えていた時に、知人からキャリアコンサルタントの話を聞き、一人ひとりの方と向き合うことができるこの資格を目指そうと決めました。

LEC講座を選んだ理由

①地元で通学講座が開講されている、②振替受講できる日時が豊富、③昔から知っている安心感、の3つです。 対面で学びたいと思っていたため、①は第一条件でした。しかし、毎週決まった曜日に受講できるとは限らなかったため、振替受講ができることも必須。LECは振替受講できる曜日や時間帯が豊富で、無理なく受講できそうだと感じました。また、社会保険労務士受験生時代からLECは有名でしたので、安心して学べるということも決め手の一つになりました。

勉強の方法と、振り返って「失敗したこと」「成功したこと」

学科試験については初め、一斉に横並びに覚えようとして頭に入らなくて苦労しました。そこで、「合格のトリセツ」掲載の頻出論点から知識を固めていく方法に変えたところ、格段に覚えやすくなりました。頻出論点を一通り覚えた後に学科特訓ゼミのテキストを読むことで、無理なく知識を広げることができたと思います。また、理論については養成講座の確認テストの解説動画を繰り返し視聴し、提唱者に関するエピソードをメモするなど記憶に残るよう努めました。
面接試験については、受講生仲間の皆との面接演習の他、面接試験対策講座に参加しました。基礎から学び直すことで新たな発見があったり、自分の癖などを教えていただいたりとその後の演習にとても役立ちました。
論述試験対策は直前まで手をつけられず焦りましたが、論述合格講座で重要なポイントを学ぶことができたおかげで、なんとか時間内に解答できるようになりました。

合格後の資格の活かし方・今後の抱負

社会保険労務士としての事業所に対するアプローチとキャリアコンサルタントとしての個人に対するアプローチ、双方を活かして、かねてからの願いだった「皆が自分らしくイキイキと暮らせる社会」を創る支援をしていきたいと考えています。

受験者へのメッセージ

養成講座に通い始めた当初は、傾聴などに対する自分の誤解が発覚して衝撃を受けましたが、自分に欠けていた視点を得ることができて本当に良かったと思っています。
もしかしたら、受験生の皆様も今もしくはいつか、そういった壁にぶつかることがあるかもしれませんが、意識を向けることで少しずつ変わってくるのではないかと思います。
また、勉強中に生まれてくる様々な悩みも誰かと共有することで心が軽くなります。温かい講師の先生に相談したり、受講生の皆様と分かち合いながら進んでいってください。
ここで学んだことが皆様にとって大きな財産となりますように。