2023年度合格
長坂　宗一郎さんの合格体験記

合格前のお仕事、キャリアコンサルタントを目指したきっかけ

養成講座受講時は私立大学のキャリアセンターに勤務していました。約3年半のキャリアセンターでの勤務で、「約半年〜1年しか関われない学生に対して、本気で向き合い、正しい支援ができているのか？」という不安と、より専門的な知識を修得し自己研鑽することで「今よりもっと学生の想いを実現できるサポートができるのではないか？」と考えるようになりました。転職で入社してきた同僚（後輩）の受講がきっかけで、自身も30歳の節目で挑戦しようと決意しました。

LEC講座を選んだ理由

上述の同僚（後輩）がLEC梅田駅前校に通学していたことがきっかです。素晴らしい先生方がいる、と。今思うと同僚の転職入社も、私の転機であったと本当に感謝しています。私立大学職員は日曜日の勤務も多いことから、「土曜日で講座が固定されていること」「梅田駅前の通いやすさ」「振替講座の取りやすさ」「貸会議室ではなくしっかりとした教室（自習もしっかりと利用可能）で受講できること」が決め手でした。即決でした(笑)。

勉強の方法と、振り返って「失敗したこと」「成功したこと」

「失敗したこと」
養成講座受講中から資格試験の勉強をコツコツ進めておくべきでした。仕事と講座の両立は想像以上に大変でした。特に養成講座は新しい知識や毎回のロープレで一杯いっぱいになります。毎回復習したつもり、準備したつもり…という後手後手に回ってしまったのは、失敗だったかと思います。
「成功したこと」
早い時期にクラスの皆さんと仲良くなれたことです！クラス全員で情報を持ち寄り、連携できたことは良かったです。ロープレを含め、キャリアコンサルタントの資格試験は一人では合格できないと実感。世代や性別を超え、まるで「部活動のような」仲間たちと、同じ目標に向かい団結して学べたこと、大きな財産となりました。
養成講座修了後、クラスの仲間たちと1月から毎週土曜日に勉強会を実施しました。基本はロープレの練習会、その他学科や論述の情報を持ち寄り、励ましあいながら合格を目指しました。週１に集合するというルーティンを築けたことで、次回までの課題を明確に準備できたり、ロープレの感覚を維持し続けたりすることができました。自習としては「毎日机に向かうこと」を徹底。毎週水曜日を論述Dayとし、その他の日は必ず過去問を1回分解きました。また毎日養成講座の仲間に問題を出し、自身の復習も行いました。途中から「私が妥協したら養成講座の仲間たちのモチベーションも下がってしまう…」という使命感にもかられ、追い込むことができました。このように、毎日何かに取り組むことを継続し続け、養成講座の仲間たちと切磋琢磨することで感覚を掴み続け、合格ができたと思っています。上述の「部活動のような仲間たち」に出会えたLECでの養成講座に、感謝しております。ありがとうございました。

合格後の資格の活かし方・今後の抱負

資格試験1か月前に急な辞令で異動となり、現在は私立大学の広報担当として勤務をしております。全く違う職務への戸惑いや動揺がありましたが、キャリアコンサルタントの勉強をしていたおかげで冷静に自身に向き合い、ありのままの自分を受け入れ、今の職務ももがきながらですが前向きに取り組めています。広報の仕事でも傾聴力は絶大なパワーを発揮しています。目の前の方に向き合い、想いを形にする仕事で力を発揮したいです！今後、学生支援の仕事に従事できるよう、また、「アスリートのセカンドキャリア支援」の目標に向け、自己研鑽を続けます。そして、素晴らしい経験となったキャリアコンサルタント養成講座の「先生」となる新たな目標を達成し、多くの方に学びの場を提供したいと思います！

受験者へのメッセージ

最初は「担当学生のために」と思って始めたキャリアコンサルタントの勉強も、気付けば自身の人生の中で大変大きな経験となり、世代を超えて素晴らしい多くの方々に出会うことができました。社会人になってからこのような環境で学べることは貴重な経験だと思います。講座中も試験勉強中も「答えのない難しさ」に直面し、不安になると思います。そんな時は、仲間たちとたくさん話してください。自分を信じ、資格取得を目指した時の想いを原動力にし、目の前の方の感情を映し出す鏡となれるよう、頑張ってください！