テクノロジーは進化しても人間のキャリアは無くならない
今井 大輔 さん
合格前のお仕事、キャリアコンサルタントを目指したきっかけ
メーカーのエンジニアとして製品開発の現場をやりつつ、採用面接官も経験していました。採用に関わることで、「人」が企業の強さや魅力の源であることをあらためて意識するようになり、技術職も楽しかったものの自らの希望で人事部への異動願いを出し、採用業務に関わるようになりました。特に学生が企業へ進む際に複数の内定企業にて迷い、人生の中でも非常に大きな選択や決断を行うシーンに何度も遭遇しましたが、いずれも自ら何らかの気付きを得て自分で選択できた場合に初めて納得のいく就職活動となることは肌感覚として持っていました。キャリア理論を体系的に学びつつ、実際にあった経験をより多くの学生に伝えて本当に納得できる進路選択をしてもらいたいという気持ちからキャリアコンサルタントを目指すようになりました。
LEC講座を選んだ理由
家からの通いやすさ、費用面、振替授業の選択肢の多さ(日帰り範囲内に教室が複数ある)から総合的に検討し、LECでの養成講座の受講を決めました。また、キャリアコンサルタント試験はCC協議会とJCDAの2団体ある中で、受験者数も多く主力になりつつあるCC協議会をベースにしていることも決め手となりました。
勉強の方法と、振り返って「失敗したこと」「成功したこと」
LECの養成講座は対面授業をベースに、録画視聴もあり、働きながら週末の通学とうまく両立することができました。クラスの仲間と横のつながりを作る、ということを自分なりの裏ミッションとして授業に参加していたものの、最初はなかなかメンバー間の距離を縮めることができませんでした。しかし、ロールプレイが進む中で徐々にお互いが打ち解けられるようになり、全ての講義が終了してから試験までの数か月、毎週のように集まってロールプレイ練習を積み重ねました。京都駅前校ではロールプレイ用に教室を貸し出して頂けたので、メンバー同士集まりやすく、多くの練習経験を積めたことが自信になり、合格につながったのだと思っています。
合格後の資格の活かし方・今後の抱負
合格後は、キャリアコンサルタントを取得するきっかけとなった学生への就職支援を企業目線で実施していくことはもちろん、会社で働くすべての人が、活き活きと活躍できるような個別フォローや制度設計にも携わっていきたいと考えています。テクノロジーの進化により置き換えられる仕事も多くある中、プライベートも含んだ「人間のキャリア」というものは無くなることは絶対にありませんので、一人一人がよりよいキャリアを積むための手助けをしていければ、とも考えています。
受験者へのメッセージ
資格試験は数多くありますが、そんな中でもキャリアコンサルタント試験というものは自分一人だけでこつこつ勉強していれば受かるというものではありません。人とのコミュニケーションという一見主観的で曖昧な要素が含まれる、非常に特殊な試験ですので、合格率以上の難しさはあります。ただ、特殊であるからこそ、この資格の持つ意味というものは非常に大きいのだと思っており、人生を大きく左右するかもしれないキャリアの伴走者として一人でも多くの皆様がキャリアコンサルタントの仲間になって頂けることを期待しています。
- 企業様内での集合・オンライン研修や、特別割引制度など、貴社の幅広いニーズにお答えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
- LEC法人事業本部にお問い合わせ