これからの人生のパスポート
堀川 和洋 さん
保有資格 | 社会福祉士、両立支援コーディネータ |
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キャリアコンサルタントを目指したきっかけ
銀行系IT企業に36年間勤務していましたが、60歳を過ぎて、セカンドキャリアとして、人材育成、相談支援の仕事に就きたいと考えていました。大学に編入し社会福祉士の国家資格を取ったものの、相談援助技術の未熟さを実感していました。そうした中、キャリコンという資格を知り、実技試験として「傾聴」の実践技術が問われるとあって、相談援助技術の向上に最適と考え、キャリコンの資格取得を目指すこととしました。
LEC講座を選んだ理由
ネットで情報収集、他校の講座の比較検討を行った上で、LEC福岡本校の説明会に参加しました。担当の方に親身に相談に乗っていただき、また、説明会での伊藤由美先生のお話に魅了され、LECでの受講を決めました。教育訓練給付金の対象であったこと、また、LEC独自の退職者割引制度も選ぶ決め手となりました。通学コースを選択しましたが、Zoom講座への振替制度もあり無理なく勉強を続けられると思いました。
勉強の方法
学科対策としては過去問を徹底的に活用しました。学科試験の出題形式は4問択一です。正解を選んで終わりではなく、他選択肢の誤っている箇所を確認することを励行しました。その際、要点が簡潔にまとまっているLECの講座テキストと「トリセツ」が役に立ちました。論述対策はLECの通信講座を利用しポイントを学んだ上で過去問に取り組みました。また、面接対策は講座生仲間とロープレ練習を繰り返しましたが、直前にLECで実施していた面接試験対策講座を受講し最終確認ができたことはとても自信になりました。
合格後の資格の活かし方・今後の抱負
「相談してよかった」と相談者の方に感じていただけるような専門職になりたいと考えています。キャリコンは相談者の人生そのものと向き合う専門職です。昨今、人生100年といいますが、私はこの資格を得たことで自信を持ってこれからの人生を生きていけそうな気がしています。そのため、いくつになっても好奇心を失わず、おごらず、謙虚に社会と関わり学び続けていく、そうした指針を与えてくれたのがキャリアコンサルタントという資格でした。
受験者へのメッセージ
ともに学んだクラスの方々は、学んだスキルを現在の職場で生かしたいという方が大半でした。今後、社会は複雑さを増し人々の価値観は多様となって他者との意思の疎通は一層難しくなっていくのでしょう。受容・共感といったキャリコンのスキルを学び、コミュニケーション能力を高めることは、どのような職種においてもとても有益なことだと思います。皆さんにもこれからの人生を生き抜くパスポートとしてこの資格を取得、活用していただきたいと願ってやみません。資格へのチャレンジを通じて自分なりの人生の価値を探求していただきたいと思います。最後となってしまいましたが、LECの学びの場で出会ったすべての方々に感謝を申し上げ、私の体験記を終わります。
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