2023年度合格
平野 克弥さんの合格体験記

合格前のお仕事、キャリアコンサルタントを目指したきっかけ

メーカーの人事部で、人材育成や研修関係の業務に従事しています。従業員のキャリア自律に関する施策を企画・推進していくことになり、キャリアに関する書籍を読むうちに関心が深まりました。どうせなら専門的な見地から、企画や施策を考え運用することで、従業員のキャリア形成の充実に貢献したい。そのような思いからキャリアコンサルタントの受験を目指すようになりました。

LEC講座を選んだ理由

正直、最初から絶対にLEC、と決めていた訳ではなく、業務との兼ね合いから養成講座を受講できる日程が週末に限定されていたこと、それに通学の時間を考えるとできればオンラインの講座が良かったこと、といった点から選択し、LECのZoomクラスになりました。ただ結果的には、この講座で一緒に合格を目指すメンバーに出会えたことは良かったと思っています。

勉強の方法と、振り返って「失敗したこと」「成功したこと」

学科は通勤時間を使い、養成講座のテキストや問題集による学習を継続。また能力開発基本調査や雇用動向調査など、主要な統計資料はWEBで繰返し見ることで全体像を把握するようにしました。そしてロープレは、養成講座で同じクラスだったメンバーと週末に練習を繰り返しました。これが実技合格の決め手だったと考えています。練習機会と有意義なフィードバックを与えてくれたメンバーの皆さんには、心から感謝しています。

合格後の資格の活かし方・今後の抱負

当面は現職であるメーカーの人材開発部署において、自社従業員のキャリアデザイン関連の研修やキャリア面談などの施策を通じ、キャリアに関わっていきたいと考えています。ただ将来的には自社の従業員のみならず、広く様々な人の人生や選択をキャリアの観点からサポートする、そんな活動をしたいと考えるようになりました。これも今回の学習を通し、自己の内面と向き合う機会が増えたお陰だと考えています。

受験者へのメッセージ

久々の試験勉強となり、年齢による記憶力の低下を感じることも多々ありましたが、キャリアについて理解を深めることは自身の人生を考える上でも有意義な機会だと思います。そして何よりも私の場合、養成講座で一緒に勉強する仲間に恵まれ、講座期間の後もたくさんの刺激を頂きました。クランボルツ氏の理論ではありませんが、様々な出会いや偶然も大切に活かしながら、ご自身の描くキャリアプランの実現に向けて頑張って下さい。