第3の人生のための挑戦
麻生 和彦 さん
保有資格 | 庭園管理士(日本園芸協会認定) 庭園技能学習指導員 (公益社団法人日本通信教育振興協会認定) |
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合格前のお仕事、キャリアコンサルタントを目指したきっかけ
62歳での第3の人生のための挑戦でした。第1の人生は陸上自衛官として約38年間、第2の人生は防衛産業での約7年間の仕事に就き、来年2月には再度定年を迎えます。第3の人生を如何に創るかの答えが「キャリアコンサルタント」でした。その決め手は、①比較的最近制度化された資格であり将来性を感じたこと、②学生から高齢者まで一人一人のより豊かなキャリア形成を支援し、人生100年時代・職業の時代的変化等が進展する社会に必要な社会的課題への貢献の必要性を感じたことです。
LEC講座を選んだ理由
専門実践教育訓練給付金の対象講座であることが前提でしたが、経費が他講座と比較し適切に感じたこと、コロナ禍ではあったが通学クラスがあったこと、週末かつ通学が容易な場所に校舎があったことなどから、新宿エルタワー本校での講座を選びました。わずか3ケ月の講座でしたが、目的を同じくする18名のクラスメートとの出会いは、刺激ある貴重なものとなり試験合格への心の支えとなりました。終生の友として、キャリアコンサルタントの道を創造していけたらと思っています。
勉強の方法と、振り返って「失敗したこと」「成功したこと」
学科については、基本的に「学科特訓ゼミテキスト」で対策しました。わずか190ページで全体の内容を網羅する優れものと感じています。実技は、30回以上のロープレと質問リストや展開要領を準備し試験に臨みましたが、1回目はみごとに不合格でした。事前準備がかえって不要な質問や助言となって妨げとなり、傾聴ができていなかったのだと思います。相談者の話す内容を傾聴し、その内容に沿った質問や展開の重要性と必要性を再認識し、2回目でどうにか合格することができました。
合格後の資格の活かし方・今後の抱負
第3の人生として、キャリアコンサルタントとして必要な実務経験を積み2級技能士を取得し、後輩の育成等にたずさわり社会貢献していきたいと考えています。分野的には、勤労期待は増す一方再就職は依然厳しい同年代の高齢者へのキャリア支援が気掛かりですが、60歳代でのスタートでもあり直接的な相談者支援は10年程度が限界かとも思われ、若い学生世代へのキャリア支援や後輩のキャリアコンサルタントの養成支援の分野に努力し、その方々を通じた未来への貢献のお役に立てればと考えております。
受験者へのメッセージ
私は理系で1つの正解が好みですが、キャリア支援の正解は1つではありません。同じ相談者であっても、キャリアコンサルタントが異なれば、違う答えに導くことも常態であり、それだけに責任の重い職業だと感じます。その分、自分の成長意欲と相談者や社会のためのやりがいを強く感じられる職業であるとも言えます。今、皆さんが新たに持った貴重な志をまずは合格という形にして、キャリアに不安や悩みを持つ多くの人々のより豊かな人生創りに貢献できるよう、一緒に道を切り開いていきましょう。
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