傾聴するということ
小林 智佐 さん
第3回国家試験 合格
私が傾聴という「言葉」を知ったのは、社内研修でした。部下や同僚の話を受容的態度で聴く、いわゆる傾聴のスキルを学ぶ研修だったのですが、ただ「頷く・聞く」というマニュアル通りの作業を行ったに過ぎず、今考えると、到底「傾聴」には及びませんでした。こんなことで本当に人の話が聴けるようになるのか?と、その時は半信半疑でした。その後、国家資格キャリアコンサルタントの養成講座で傾聴のスキルを本格的に学べるということを知り、ついでに国家資格にもチャレンジしようと思いたったのが、LECの養成講座を申し込んだきっかけでした。
LECを選んだのは、福利厚生の割引制度を利用できたからということで、特に深い理由はありませんでした。しかしシラバスだけに留まらない先生方の味わいある講義のおかげで、長期間にも関わらず、毎回新しい発見があり、飽くことなく講座を修了することができて、今では、本当にLECを選んで良かったと思っています。
カリキュラムでは、毎回たっぷり時間をかけてロールプレイングを行い、同時に心理学的背景も学ぶことができたため、講座が終わりに近づくころには、「傾聴するってこういうことかしら?」と思えるようになってきました。しかし実技試験では、傾聴だけでなく、目標や今後の方策を立てる展開力のスキルも求められます。練習では、なかなか思うような展開ができず、正直凹むことが多かったのですが、先生の厳しくも温かい励ましと、そして何よりも、一緒に凹んだり、ちょっとした進歩を一緒に喜んでくれた仲間が居てくれたことで、何とか乗り越えることができました。おかげ様で、一発合格することができましたが、「傾聴」の奥はまだまだ深そうで、これからも学ぶことは多そうです。
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