竹内 誠一さんの合格体験記

私は現在、社会保険労務士として開業していますが、独立・開業する前の公務員時代に社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーを取得した後にキャリアコンサルタント養成講座を受講しました。
「キャリアコンサルタント」になるまでは決して簡単なものではありませんでした。実技試験は1度で合格しましたが、学科試験は3回受験したのを記憶しています。
単なる知識やテクニック・技法を学ぶのではなく、クライアントの話をしっかりと傾聴する・聴く、母性的風土でクライアントの気持ちに寄り添う。今の時代、コーチングやカウセリングという言葉はよく聞きますがこの聴く・寄り添うというのが実に難しい。分かっているつもり・出来ているつもりではいけない。
それをLECの養成講座では、丁寧に時間をかけて、また共に学び合う仲間たちの存在に刺激を受け、何よりも自分自身と向き合うことができた有意義な時間でした。座学だけではない、何度もロープレを繰り返す実践的な学びが貴重な体験でした。
そして、この学びを通して取得した「キャリアコンサルタント」の資格が今大いに役立っています。私は今、社会保険労務士として助成金を中心に中小企業の経営の支援・サポートをさせていただいていますが、「キャリアコンサルタント」であることで助成金の中にある「セルフ・キャリアドック制度」のキャリア面談ができるので、多くの従業員の皆様のお話に耳を傾け、今の仕事について、これからのキャリアアップ・スキルアップのお話をさせていただいています。
「キャリアコンサルタント」は、「働き方改革」や「職場定着」・「労働者の自立支援」が声高に叫ばれている中で、まさに時代に求められている資格だと思います。
私も今後ますます「キャリアコンサルタント」に誇りを持って、多くのクライアントと接していきたいと思います。特に士業の資格をお持ちの方のダブル・トリプルライセンスを目指す方にはまさにお勧めの資格です。
ぜひ合格を目指してがんばってください。そして、ともにがんばりましょう。