ビジネス実務法務検定試験®Q&A
どう役立つの? どう勉強するの?
「ビジネス実務法務検定試験®」についてのご質問にお答えします。
- 就職・転職でビジネス実務法務検定試験®は役立ちますか?
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法務経験者の求人が急増しているとの報道にもあるように、企業不祥事の多発などから企業はコンプライアンス体制の強化を急いでいます。このため、就職・転職に際しては実務的な法律知識を持った人材は相対的に評価が高くなっているといえます。大手メーカー、銀行、百貨店、商社等、あらゆる業種の企業が ビジネス実務法務検定試験®を支持していること、多くの企業で採用時の能力評価の参考にしたり、社内資格化していることなどから、今後の就職・転職にも有利であるといえるでしょう。
- ビジネス実務法務検定試験®の知名度は高いですか?
- 2018年度には3級で2万3千人を超える方が出願し、2万人近い方が実際に受験されています。また2級でも1万8千人近い方が出願し、1万4千人近い方が実際に受験されています。3・2級あわせて延べ4万人を超える受験者がおり、認知度は今後もさらに高まっていくといえるでしょう。
- どのように仕事に活かせますか?
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さまざまなビジネスシーンでの活用が可能です。法務部のみならず、その他の部門でも法律的知識が求められるのです。営業部門であれば契約関係の知識、開発部門であれば知的財産権の知識、人事部であれば労働法の知識が求められるのです。企業活動が法律にのっとって行われている以上、さまざまな分野で法律知識が求められているのです。
- 独学でも合格できますか?
また初心者が2級から始めても大丈夫ですか? -
独学でも不可能ではありません。ただし、独学の場合には自分で学習のポイントを見極めなければならないため、非効率な学習になってしまう可能性があります。また、単に試験に合格するためではなく、実務で使える法律知識を学ぶためには、体系的な学習を行う必要があり、そのためには、予備校を利用する方がよいのです。また2級で問われる知識は3級で学ぶ土台の上に成り立っているものなので、3級を学んでからステップアップすることをおすすめします。
- 学習期間はどれ位必要ですか?
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法律を学んだことがない方であれば、3級でも1〜2カ月ほどは見た方がよいでしょう。初めは法律用語に慣れないため、時間がかかるのです。2級であれば、3級程度の知識があることを前提として、やはり2、3カ月程度は見た方がよいでしょう。2級になると出題範囲が広くなり、さまざまな法律を学ぶ必要があるからです。
※「ビジネス実務法務検定試験®」は東京商工会議所の登録商標です。