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豊岡 昭光 LEC専任講師

LEC専任講師

「合格点を取る」という観点から「必要なことだけ」を熱く講義します。

Toyooka Akimitsu 豊岡 昭光 LEC専任講師

LECにて不動産鑑定士試験の民法・行政法規だけでなく、宅建試験・ビジネス実務法務検定試験についても講義を担当。無類の民法好き人情派講師。

行政法規(短答式対策)

科目分析とLECの対策

出題頻度の高い法律から学習して得点しにくい法律はカット!

行政法規は、都市計画法・建築基準法・農地法など37の法律から出題されます。ただ、これらの法律から平均的に出題されるわけではなく、毎年出題される法律(A群と呼んでいます)と、年によって出たり出なかったりする法律(B群と呼んでいます)の2つに大きく分けることが出来ます。これが行政法規の大きな特徴です。
しかも、毎年出題されるA群の中でも、複数問出題される法律(都市計画法5問・建築基準法5問など)と、1問のみ出題される法律(国土利用計画法・農地法など多数)とに分類されます。ですから、毎年出題されるA群を、更には、そのA群の中でも複数問出題される法律をまずしっかり学習するというのが、行政法規の最も合理的な攻略方法と言えます。
そして、残りのB群については、出題頻度の高い法律から学習し、出題頻度の低い法律あるいは必ずしも出題頻度は低くないけれども得点しにくい法律については、後まわしか、場合によっては思い切ってカットしてしまうというやり方で十分です。

講師からのメッセージ

鑑定士試験の短答式試験では、行政法規と鑑定理論から40問ずつ出題され、それぞれ100点満点(1問が2.5点)で合計200点満点となっています。では、何点取ったら合格するのかというと、6〜7割(120点〜140点)位です。こう言うと、「かなり取らないと受からないなぁ」と思われるかもしれませんが、心配要りません。
行政法規は毎年、40問中の6〜7割(24問〜28問)は、過去問(過去に本試験で出題された問題)の焼き直しなのです。したがって、過去問さえしっかりこなしておけば、十分合格点を取れるのです。
しかし、独学で過去問をマスターするのは難しいです(専門用語が次々と出てきます)。そこで私の講義では、過去問で訊かれている重要な知識に絞って徹底的に解説します。これにより、皆さんが、ご自分で過去問を解いていけるようにします。

民法(論文式対策)

科目分析とLECの対策

到達ラインを明示し合格水準へ到達する

鑑定士試験で出題される民法の問題は、以前と比べて難易度はかなり易しくなったと言えます。また、形式として、2問とも事例問題で出題されるパターンが定着しています。 しかし、受験生(合格者も含めて)の答案の出来は思ったほど高くありません。
そこでLECでは常に、「民法はここまで理解・暗記・表現できれば十分!」という到達ラインを明確に示し、受験生が安心して民法を学習できるように配慮しています。すなわち、学術的な興味に流されることなく、あくまで鑑定士試験に合格するためという「受験用民法」に徹した受験指導を行っています。
さらに当然ながら、教材の制作にあたっても、(1)試験委員の興味ある分野(学術論文や学部試験の問題などから分析)と、(2)過去に出題された本試験問題における論点のサイクル等を基に、本試験にマッチした教材の制作を行っています。

TEXT

複数の論点を三段論法で整理した「こう書け!」(民法)は必見

合格基礎講座で使用するテキストは、「合格基礎テキスト」(民法)と「こう書け!」(民法)の2冊です。前者は、極めて膨大な民法の知識を鑑定士試験で本当に必要なものだけに絞って整理し、さらに、初めて民法を学習される方にも十分理解できるように図・表を随所に掲載してあります。 講義に合わせて読み進めてゆくことで、民法を立体的に理解できるように編集されています。後者は、鑑定士試験で押えなくてはならない論点を、そのまま論文式試験ですぐに書けるようにまとめた実戦的な論証例集です。重要な論点を、基本的に1ページ1論点で整理し、それぞれ「問題提起」→「規範定立」→「あてはめ」という三段論法の形で整理してあります。
「問題提起」の部分は、すべて事例問題で挙がっていますので、事例形式で出題される最近の論文式試験にも対応することができます。更に、本書を繰り返し読むことで、民法に必要な三段論法を身につけることができます。最初は「合格基礎テキスト」から入って、「こう書け!」で民法を仕上げて論文式試験に受かっていく方が、圧倒的に多いです。

民法の初学者が安心して学べる講義

「合格基礎テキスト」(民法)と「こう書け!」(民法)の2冊を使って、民法が全くゼロの状態から、基本論点については書けるという状態にまで引き上げます。
まず「合格基礎テキスト」(民法)を使って、基本的な民法用語から民法的な考え方をマスターしていただきます。ここでは抽象論に終始することなく、具体的な事例をふんだんに用いて、ひとつひとつの制度につきイメージを持てるように指導します。
その後、「こう書け!」(民法)を用いて、個々の論点の理解を深めるとともに、当該論点をどのように論証したらよいのかについて、実践的な解説(必ず原則論から出発する・三段論法を踏む・規範の定立では具体名は出さない・理由付けでは必要性と許容性の2点から書く等)を行ってまいります。

講師からのメッセージ

とにかく、私の講義を聴いてみてください。「民法というのはこういう法律なんだ」「民法の答案はこう書けばいいんだ」ということを、分かりやすくお伝えします。そして、私の講義を受けた後は、民法についてほのかな自信が芽生えていることを、お約束します。

講義の到達目標

行政法規については、2人に1人が解ける問題(正解率50%以上)の重要知識を講義でしっかり「理解」させるとともに、それをテキストに書き込ませて「形」にして持ち帰らせます。また、民法については、「(1)原則→(2)不都合→(3)理論修正」という基本的なパターンを中心に講義でしっかり「理解」させるとともに、それをテキストに書き込ませて「形」にして持ち帰らせます。この、「理解」させ、「形」にして持ち帰らせるまでが、講師の特に重要な役割と考えます。もちろん、受講生の皆さんが自宅でしっかり復習できるように、メンタル面のフォローも忘れません。

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