E・M さん(25)短期合格
効率的な学習で短期合格できました!
受験回数 | 2回 |
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出身大学 | 関西学院大学 法学部法律学科 |
受講講座 | 2013年9ヵ月合格速修コース 2014年パーフェクトローラー合格ライトパック |
保有資格 | 宅建 |
司法書士を目指すまでの生活
弁護士になりたいと思って大学は法学部に進学しましたが、遊びやアルバイトが楽しく、なかなか勉強をすることができませんでした。就職活動を始め、金融機関に内定を頂き、就職することにきめました。融資業務に携わりたかった為、大学4年生の時に宅建を取得しました。
社会人になり、地方の金融機関に勤めていましたが、婚約し、東京への転居が伴う結婚だったため、必然的に仕事を辞めなければいけませんでした。社会人経験の少ない自分に、再就職先があるのだろうか、お金に対する勉強をしてきたので、余計に不安に感じました。そのため、何か手に職を付けなければと思い、婚約を機に退職しました。
司法書士を目指した理由、きっかけ、LECを選んだ理由
今まで働いていた時間が丸々使えるので、難関資格と言われている資格にチャレンジしてみようと思いました。そこで憧れていた法律系の司法書士という資格に目を付けました。退職後の1月に、LECは資格試験の最大手というイメージがあったので、受講相談に行きました。宅建が短期間で取得できたということもあり、司法書士試験は今から6ヶ月みっちり勉強すれば間に合うのでは?という旨を相談しました。その時に対応してくださった方が、勢いが大事だから、その勢いがあれば短期でも合格可能だと思うと言って下さり、9ヵ月合格速修コースを勧めてくださったので、受講を決めました。
9ヵ月合格速修コースについて
9ヵ月合格速修コースは担当の秋元優里先生がとても分かりやすく説明して下さるので、基本的なことをしっかり学ぶことができました。短期合格に絞ったカリキュラムで、出題頻度にあわせてランク付けして下さり、よく出る項目を中心に学習することができました。
また9ヵ月合格速修コースのカリキュラム・テキストは他の講義と違い、民法と不動産登記法、商法と商業登記法が一気に学べるところがとても効率的で良かったです。補足が沢山入っているので、宅建を取得してからしばらく法律の勉強から遠ざかっていましたが、テキストを読むだけで内容が理解できるようになっていました。
インターネットフォローについて
分からないところはインターネットで質問し、先生自身が回答して下さいました。一度心が折れそうになった時に、質問とともに、勉強が追い着かないことを相談したことがありましたが、とても親身にご回答くださり、気持ちを立て直したこともありました。
通信講座の利用方法、メリットデメリット
私はせっかちな性格で、周りの人も早口の人が多かったので、Webで2倍速で受講しても充分理解することができました。その為、インプットの時間を大幅に短縮することができた点が良かったです。デメリットは、自分でスケジュール管理をしなければならないので、気を抜くと授業に遅れがちになってしまうということです。また、周りに仲間がいないので孤独な学習でした。しかし、私は周りに受験生がいると、周りの進行状況を気にしてしまうと思うので、周りの情報がない事が、逆にマイペースに学習をすすめることができてよかったと思います。
1年目の試験を終えて
1年目の受験を終え、手応えがあったので合格しているものだろうと思い、勉強を辞めてしまいました。しかし、結果は午前の足切り点に1問足らずで不合格でした。しかし、試験後からアパレルのアルバイトを始め、そのアルバイトが楽しかったことや、結婚式、引越の準備に力を入れすぎていた事、試験に不合格になったショックから、なかなか勉強を再開することができませんでした。しかし、結婚式を終え、引越が終わった2月頃からやっぱりもう一度頑張ろうと思い、勉強を再開しました。
最も役に立った中級講座
最も役に立ったのは、記述の「判断類型」マッチング講座です。勉強を始めたときは記述がとても苦手でしたが、この講座は記述で聞かれる主な論点を一気に覚えることができます。その為、全部のパターンを覚えると、記述の公開模試や問題は、ほぼ全て主要な論点の組み合わせでできているということに気づき、自分でその論点を組みあわせて解くことができるようになりました。
答練、公開模試の活用方法
1年目も2年も勉強期間が短かったため、難しい問題より、基本問題を絶対にはずさないことを念頭においていたので、答練や公開模試では記述の点数以外はあまり気にしないようにしました。公開模試は特に難しく感じたので、重要度の高いもので間違えたものはしっかりと復習しましたが、難易度の高いものはさらっと読む程度でした。また時間配分の練習をするのに公開模試を利用しました。
問題演習について
択一問題については、ポケット判択一過去問肢集を全科目繰り返し解きました。ほぼ全問意味も理解して答えることができるようにという作業を本試験まで繰り返しました。また、直前期は、公開模試や答練で出てきて間違えた、重要な問題や覚えきれていない分野をまとめるノートを作って毎日見るようにしました。あまり初めの段階で弱点を集めたノートを作るとノートが沢山になってしまうので、直前期に作ることによって、より重点的に覚えることができたと思います。また、午後の択一は、45分から50分で全問解き終える練習をしました。不動産登記法は時間がかかる問題があるので、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、供託法、司法書士法はかなり速いスピードで解けるようにしておく事が重要だと思います。
記述の問題はできるだけ多くの問題にあたることが必要だと思います。ただ全部問題を解いていると時間がかかるので、雛形を覚えた後、私は、問題構成用紙に構成を書いて、どの欄にどういうことを書くのか、大まかに書いて解答と見比べるという作業をしていました。ただ、記述も1問1時間程度で解かなければいけないので、どれだけ早く解答の構成を練れるかが勝負になってくると思います。よって、できるだけ早く構成を練れるように練習をしました。その為には、記述でよく聞かれる主要な論点を覚えておくことは重要だと思います。
これから司法書士試験合格を目指す方へ
受験をした後に感じたことは、勉強する前に思っていたよりもずっと難しい試験だったということです。勉強期間は、月に2、3度遊びに行く以外はほぼ毎日勉強しました。勉強の合間に友達と遊びに行くと、友達は仕事も遊びも充実していてキラキラしているのに対して自分は毎日勉強ばかりで、そんな自分が嫌になることもありました。結婚後も、家事に時間がかかりすぎて思うように勉強時間がとることが出来ず、このまま受からなかったらどうしようという不安などから、受験生活中は辛い経験を沢山しました。これから勉強する方も、きっと同じような気持ちになることがあると思います。しかし最後は自分にどれだけ自信が持てるかだと思います。受験当日、私はこれだけ勉強したのだから絶対に大丈夫だと思って受験しました。自分に確固たる自信を持てるくらい勉強して受験することが大切だと思います。頑張ってください。
この講座がおすすめ
- 全国公開模擬試験
- 本試験と同じ問題形式で受験できるので、緊張感や時間配分を実際に体感できるところが良かったです。特に記述の問題を採点していただける機会はなかなかないので、自己採点では分からなかったミスに気付くことができ良かったです。