通学乗り入れ制度を駆使し、スピードマスター合格コースで一発合格!
長谷川 友里恵 さん (30歳代)
受講した講座 | スピードマスター合格コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 1回 |
社労士受験を志した理由
昨年、コロナの影響で前職の事業縮小で職を失い、新たに転職をするのか悩んでいました。ハワイでの結婚式も延期続きとなり、これからのライフプランを考え、何が最善であるのか数ヶ月悩んでいたところ主人から社労士受験を勧められました。もともといつか自分で事業をしたいという目標はあり、今後も働く環境は変化し業界は成長していくと考え、資格を取り、開業することを決意しました。また会社にとって「人」とは一番大切な要素です。コロナの影響で多くの人が解雇や雇い止めにあっており、会社の労務に関する部分に関してサポートすることで会社のみならず、「人」も守っていきたいと思ったからです。
LECを選んだきっかけ
通信でなく通学で学びたかったので通学コースのある他校とLECの体験講座を受けました。LECの澤井先生の講座がとても分かりやすく、自分の勉強スタイルに合っていたのでその場でLECに決めました。クラス間相互乗り入れ制度やWebフォローもあったり、スタッフの方々も皆様とても親切だったので悩むことなく即決しました。1月末に受験を決めたため、その時点でまだスタートしていないコースがスピードマスター合格コースのみであり、まったくの初学者だったので、最初は授業のスピード感に不安はありましたが、それを感じさせないほど分かりやすい授業で、短期集中派の私にとっては逆にこのコースで良かったなと思いました。
インプット時期の学習方法を教えてください
最初から最後の授業まで、一貫してますがWebで予習→授業で復習→授業の範囲の過去問を解くという流れを実践していました。しかし教科が進んでいくと前の教科を忘れてしまうので、労基から終わった科目まで通して過去問を解きました。
私の場合、インプットはテキストの読み込みでなく、ひたすら過去問を解くことでした。間違った問題を確認するだけでなく、すべての選択肢の内容をするために、分からないことはテキストに戻り、内容の把握に努めました。また、読んで覚えるより書いて覚える方が記憶にいいので、すべての教科を自分でノートにまとめました。すべての内容をまとめるのは難しいので自分の苦手な部分、授業で大切だ!出る!と言われた部分を中心にまとめ、書くことで覚えるようにしました。記憶する量が膨大のため、効率的に記憶し定着させるため、できるだけ文章でなく図や横断整理BOOK等を使って体系的に覚え、また自分でまとめノートを作成しました。
過去問や演習に関しては、あまり多くの教材には手を出さず、決めたものだけをひたすら繰り返して解きました。私は基本的に「一問一答過去問BOOK」と碓井先生に薦められた「出る順社労士 必修過去問題集」を使用しました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
問題集をひたすら繰り返して解きました。過去問10年分を10回は回しました。また模試に関してもLECのみでなく、他校も受けました。できるだけ多くの問題に触れる機会を作り、他校の出題傾向も掴むことができ、問題を解く訓練のおかげで新しい問題に向き合う力や自信がつきました。そのため本番もそこまで緊張することなく、模試と同じであると落ち着いて臨むことができました。
模試も時間がなかったのですべてを復習せず、間違った問題、また分からなかった問題を中心に解説をすべて読みながら復習しました。またXで1日1問(澤井先生、LEC等)解くことを習慣づけていたのですが、最後の1〜2ヶ月は毎日問題を待っている自分がいて、自分のまったく知らない問題もあったり(特に白書!)とても楽しく学ぶことができました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
勉強は昔から好きなので、通学で学ぶこともでき、とても楽しく有意義な時間でした。しかし挙式実施の問題もあり、精神的に両立することが一番大変でした。また1発合格しかありえない!と自分にプレッシャーをかけていたので、勉強することよりもそのプレッシャーに打ち勝つためのモチベーションを常に保っていることが大変でした。教科としては、年金科目がなかなかイメージしにくく、進むにつれて混乱していきました。
苦しい時は、食べることと旅行が好きなので、勉強の前後、友達とランチにいったり、国内に小旅行に行ったりリフレッシュする時間をつくりました。その時は勉強のことはすべて忘れて、気分転換するようにしていました。モチベーションを維持するために、なかなか前向きに取り組めない時は、合格した自分をイメージし、自分を信じて取り組みました。年金科目(国年&厚年)に関しては、2〜3日かけて年金強化日を作り、この2つの科目は関連している部分が多いので、同時に学習し、相違点や共通点を確認しながらひたすら問題を解いたりノートに図や表を使ってまとめ、理解するように努めました。
LECで受講して良かった点
1年の合格コースを受けたことがないので比較はできないですが、スピードマスター合格コースは、各科目に必要な内容はすべて網羅されていました。授業の回数が少ない分、試験に出る可能性の高い箇所や重要な部分をメインに教えていただけるのでまったく無駄がなく、逆に必要なものだけが凝縮されており短期集中型の私とっては一番合っているコースでした。授業が始まった当初、私は初学者であり、かつ社労士事務所の経験もなく、正直どの科目も知識がほとんどない状態でした。それでもWebフォローで予習し授業で復習する流れだけでも十分に理解することができ、何よりも講師の先生方が優しく、分かりやすくそして楽しく教えてくださるので、苦手に感じたり、内容が分からず苦しく感じたりすることもありませんでした。またメインの授業のあとも、白書攻略講座、横断攻略講座、改正法攻略講座、実戦答練等も他のコースを同様にすべて含まれているので試験対策で足りないと感じることは何もなかったです。初学者こそまずこの試験に必要な内容がコンパクトに凝縮されているスピードマスター合格コースを受けることが一番最適なのではと思います。
また、クラス間相互乗り入れ制度の仕組みが良かったです。出席できなかった授業を他のクラスで出席することができる点もそうですが、いくつかの先生の授業を聞けるのはとても良いと思いました。やはり授業の進め方など自分に合った先生はいるのでそれを見極めるためにもとてもいい制度だなと思いました。私は平日の新宿エルタワー本校と水道橋本校に毎週通い(週4日)、澤井先生と碓井先生にお世話になりました。澤井先生はなんといっても教え方がカリスマ!こんなに教えるのがうまい先生がいるのかなと思うくらい、的確にそして大事な部分を強調して教えてくれるのですごく理解しやすかったです。碓井先生は私のメンターのような方で、ずっと私が1発で合格することを信じてくださり、鼓舞してくださいました。毎回 授業後に分からない問題を質問すると、遅い時間にも関わらず、私が理解するまで丁寧に教えてくれました。また実際に実務で使用する申請書等をテキストに合わせてを見せてくれるので、記憶の定着にも役に立ちました。試験内容以外の実務の話や試験を受ける上での心得等いろんな話をしてくれました。すごく感謝しています。私は2人の先生のいいとこ取りをすることで今回の合格を勝ち取ったと思っています!
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
3回の公開模試とファイナル模試を受けることで、本番の予行練習ができました。私は初受験だったので、時間配分などの試験の感覚を掴むためにとても役に立ちました。また模試の結果が受ける度に良くなっていったので自分の自信にもなり、その後の勉強のモチベーションにも繋がりました。
フォロー制度の活用方法について
まずはWebで予習をし、その後授業に臨んでいました。
合格までに受講した道場講座について教えてください
- 【澤井講師】直前MAX完全予想これだけ800本
- 【澤井講師】選択式・難解3科目、直前MAX!スピードチャージ
- 【山下講師】22年目の「試験に出る1.2.3」
- 【山下講師】15年目の「点数問題100の法則」。
山下先生の道場は、GWだったのですが、あの時期に一気に問題を解くという訓練ができたのはとても力になったと思います。お話もとても面白く、長丁場でしたが楽しく講義を受けることができました。その後は配布されたテキストにすべて目を通し自分なりにまとめるために活用しました。
澤井先生の直前MAX800本も同様に限られた時間に集中し一気に問題を解くので、問題を解く力がつきました。また問題の隣ページにあるまとめが驚くほど分かりやすく、試験前2週間くらいに3回ほど800本を解き、最後数日はひたすらまとめを見て暗記しました。実際にもそこから試験に出たので、試験を受けながら心の中でキター!と思っていました。また私は労基の判例や安衛の細かい部分が苦手だったので、直前MAXチャージは苦手克服にドンピシャの内容でした。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
社労士の職務経験がないため、年明けからの事務指定講習を受け、来年の夏以降に開業を目標としています。これからはできるだけ実務に関する知識を付け、業務に触れていきたいです。また機会があれば事務指定講習と平行して社労士事務所で働きたいと考えています。合格したばかりで詳細はまったく決まってませんが、無事に事務指定講習が終了次第、 自分の事務所を持ち、人々が働く環境を良くするためのサポートをしていきたいです。またどんな状況でもフェアな立場でアドバイスでき、周りに信頼される社労士になりたいです。いつか講義もしたいなと思っています。
これから受験される方へのメッセージ
何よりも自分を信じてください!また先生達を信じてください!私は初学者、かつ半年ほどしか時間がなかったため、先生の言う通りの勉強方法を実践し無駄なことはしないようにしていました。
1:とりあえずたくさんの問題を解く!
半年しか時間はなかったですが、10年分の過去問を10回は解きました。 2:あまり多くの教材に手を出さず、少ない問題集を反復演習する!(出る順過去問、一問一答、道場の問題、各予備校の模試) 3:分からないことはすぐに確認する。
授業内で分からないことはその授業後、すぐに解決するようにしていました。膨大過ぎる量と範囲なので1回で覚えられる人はいないと思います。私も数十分前にやったことを忘れていたり、自分で何回もノートにまとめたにも関わらず、忘れてしまうことが多々ありました。しかし何回も何回も繰り返すことで必ず記憶に定着していくので諦めないでください。模試や実戦答練等の結果で落ち込むことがあっても、試験結果とはまったく関係ありません。
最後まで自分を信じ、自分ならできる!と最後まで強い意志を持ち続けた人が受かります。私も何回も諦めようと思いましたが、諦めた後の後悔より今の辛さの方がマシだと、合格し周りに合格の報告をしている自分を何度もイメージし、私ならできると言い聞かせていました。メンタルの問題はかなり大きいと思うので、うまく自分をリフレッシュしながら毎日コツコツ努力を積み重ねれば結果はついてきます。努力は裏切りません。気を強く持って最後まで頑張ってやり抜いてください!応援しています!