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2023年度合格
Y・Mさんの合格体験記

合格者
最年少合格

ありがとうございました!!!

Y・Mさん

年齢 21歳
受験回数 2回
職業 学生
出身校 私立大学工学系学部在学中
受講講座 スマート攻略コース インプット+アウトプット一括
選択科目 受験した:理工Ⅰ(熱力学)

弁理士を目指した理由・きっかけ

私は、将来、法律について身近に相談できる人になりたいと考えていました。特に、法律の中でも自らの理系のバックグラウンドと密接に関連する知的財産権法に興味を持ちました。
専門的な知識を修得していることで周囲からの相談にも的確に回答できると思いますし、資格を取得することで仕事の幅を広げることができると思いましたので、弁理士試験を受験することとしました。

LECを選んだ理由

まず、早期に合格したいと考えていたため、予備校利用は避けられないと判断しました。学生ゆえ講座にかけられるお金は限られていますが、価格だけで講座を選ぶと早期合格が遠のくということも耳にしていたため、合格実績と講座の価格を考慮してLECでの受講を決めました。
特に、スマート攻略コースは、種々の講座の中で比較的学生でも手の届きやすい価格であり、通信での受講が可能であったため、受講を検討しました。早速お試しWeb受講をしたところ「これなら法律初学者の私でも楽しく続けられそう」と思えたことが決め手となり、LECのスマート攻略コースを受講することとしました。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

スマート攻略コースのよかった点は、以下の3点です。
1つ目は、試験に合格するためにどう勉強するかを教示いただいた点です。学習を始めたばかりの時期は過去問を解くのではなく、過去問の解答から問題を理解することが大切であることを教えてくださり、効率的に知識のインプットをすることができました。また、「年内にこれポンを完璧にする」とか「年明けから下三法の勉強を始める」など、学習の優先順位やスケジューリングを明確に示していただいたため、効率よく勉強することができたと感じます。
2つ目は、自分のペースで勉強を進められた点です。通信講座でしたので、大学での学業が忙しい時期はそちらに集中して、ひと段落したころに講座の配信スケジュールに追いつくというように好きな時間に勉強できました。また、スマートフォンさえあれば受講できますので、場所を選ばずに勉強を進められた点は大学での学業と両立するうえで大きなメリットでした。そして、1コマ60分でしたので、隙間時間に少しずつ学習を進められましたし、学習が進んでいるという実感を得ることができ、モチベーションの向上に役立ちました。
3つ目は、楽しくてためになる講義を受講できた点です。法律初学者ゆえ初めは勉強が苦痛にならないかを心配していましたが、杞憂でした。馬場先生は、まずは概要をつかんでから詳細を学ぶというところを徹底されていて、例え話を交えながら分かりやすく講義をして下さいましたので、勉強で置いてけぼりにされることはありませんでした。また、通信講座であっても受講生との双方向でのやり取りを重視されていて、淡々と講義が進行するのではなく、講義中に受講生へ質問を投げかけたり、雑談や面白い動きを交えたりしながら緩急付けて進行する講義は本当に面白かったです。また、試験ではこのようになっているけれど実務ではどのように対処しているのか等を教えていただき、実務経験ゼロの私でも実務をイメージしながら勉強することができました。

馬場先生は、いつも親身に対応くださる点が良かったです。馬場先生は、学習相談や質問をメールで随時受け付けてくださいました。私は、週間学習シートに学習内容をまとめ、1週間ごとに学習内容を確認いただいていました。それを踏まえて、「下三法の勉強時間をもう少し取ったほうが良い」とか「過去問を繰り返し、時間をかけずに回しましょう」など、個人の都合にあわせて学習スケジュールのアドバイスをしてくださり、通信講座であっても学習計画が立てやすかったです。また、本校へ出向かなくても思い立ったときにすぐに質問できたため、疑問をそのままにせずに勉強を進められましたし、「質問できる」という環境があるだけでも一人で勉強しているわけではないと感じられて精神的に楽でした。
また、朗らかな馬場先生の講義を受けていると自然と笑顔になれました。おかげさまで、長期間にわたる試験勉強であっても、総じて楽しく感じられました。

LECで受講した答練・摸試について

[受講答練・摸試]短答公開模試 論文公開模試
【短答公開模試】
短答試験の勉強では時間内に問題を解くという勉強をしていなかったため、模試で初見の問題を本試験の時間配分で、なおかつ多くの受験生に囲まれて緊張感ある環境で解く経験を積めたことが良かったです。また、新作問題が充実しており、直前期の知識の抜け漏れの総復習に好適でした。
【論文公開模試】
論文試験の勉強では論文これ問を使用した知識のインプットと過去問を使用した答案構成のみでしたし、新作問題に触れる機会がなかったものですから、模試で初見の問題を本試験の時間配分で、なおかつ多くの受験生に囲まれて緊張感ある環境で解く経験を積めたことが良かったです。また、答案を書いて採点者に見ていただくことができたため、体裁に問題がないか確かめることができた点が良かったです。

LECの教材や学習システムについて

弁理士試験の出題範囲は条文から裁判例、審査基準等広範囲にわたるものですが、LECの教材は、出題範囲のうち弁理士試験合格のために必要な知識をピックアップしてコンパクトにまとめている点が良かったです。そのため、「LECのテキストさえおさえていれば大丈夫」と安心感を持つことができ、これを繰り返し学習することで、効率的に知識のインプットができました。

短答式試験対策でやって良かったこと

馬場先生のアドバイスに従い、勉強を始めたばかりの頃は分かる分野と分からない分野の分類をして、とりあえず勉強を先に進めることを心がけたことが良かったです。
四法は、年内に頻出分野を確実にすることを徹底して、年明けから過去問の既出分野をおさえました。過去問で既出の論点であっても難しすぎるものは結論だけとりあえず覚えると割り切って、優先順位をつけて勉強した点が良かったと思います。
四法の勉強において、短答これ問は、頻出論点の整理に役立ちました。具体的には、どの論点が頻出であるのかや問題文の事実が条文の規範に当てはまるのか否か、過去問の解答が問題文からどう導き出せるかを確認したりすることに役立ちました。
また、四法これポンは、過去問で既出の論点を解くために必要な知識を整理する際に非常に役立ちました。四法これポンは平成14年から令和4年までの過去問の知識については網羅しているため、短答これ問で過去問を確認した際に知識が曖昧だと感じた場合に四法これポンを見て復習をしていました。また、模試で新作問題が出た際にはその知識を四法これポンに書き込むなどして知識の一元化をしていましたので、本試験の直前に四法これポンで総復習ができました。
なお、四法に関しては、過去問演習を行うと解答を理解するのではなく覚えてしまう気がしたので、過去問題集を用いた演習は行いませんでした。演習を行わなかったことで、問題ごとではなく枝ごとに正誤を理解する癖をつけられたと思います。
下三法に関しては、馬場先生のアドバイスに従い、年明け2月から勉強を始め、PCTレジュメに記載のPCTフローを用いてPCTの流れを100%完璧にすることを最優先に勉強をした点が良かったです。
また、パリ条約は条文通りの問題が出題されることが多かったため、条文の暗記に努めました。時間さえあればパリ条約の音声を聞くようにしたことで、パリ条約を得点源として条約を得意科目にすることができました。

論文式試験対策でやって良かったこと

必須科目の勉強については、短答試験後に始めました。本試まで時間がないという事情もあり、受験のプロである馬場先生のアドバイスに従って効率よく勉強を進めることに努めた点が良かったと感じています。
私は、馬場先生の指示どおり、短答試験受験後にまず論文書き方講座を受講したのち、論文ユニット構築講座・論文スキルアップ講座を受講しました。その後、過去11年分の答案構成をひたすら繰り返して、問題文の文言と答案で書くべき項目との対応を確認しました。また、隙間時間に論文これ問を利用して、答案で書くべき項目の中身を確認しました。
このように答案構成をきっちり行った結果、答案構成に対して各項目で書くべきことを当てはめて答案を記載するというスタイルが確立できました。また、他の受験生が書けることを優先的におさえることで、効率よく合格ラインを超えられたものと思います。
本試では、馬場先生のアドバイス通り、相対評価であることを意識したこと、文字を綺麗に書くこと、採点者にとって採点しやすい文章になるようにしたことで、合格を掴み取れたのだと思います。

選択科目については、必須科目受験後に勉強を開始しました。まず特許庁で公開されている過去問に目を通し、頻出分野を確認しました。頻出分野について参考書を一読して復習したのち参考書を見ながら過去問の解答を作成しました。その後、何も見ず問題文から解答が導き出せるかを確認しました。
問題自体は基本的な知識を問うものが中心ですが計算問題が多いため、計算ミスしやすい部分を自身で把握するよう努めました。本試では、一通り解いた後に最初から計算し直し、計算ミスが生じていないか細心の注意を払いました。計算ミスに細心の注意を払うことで本試では満点を獲得できました。

口述試験対策でやって良かったこと

過去問の範囲を完璧にすること、場数を踏むことを意識した点が良かったと思います。
論文試験後、馬場先生に口述試験の勉強方法を相談させていただいたところ、過去問の範囲を完璧にする点と声を出して練習する点をアドバイスいただきました。このアドバイスに従い、論文試験後、時間があれば口述アドヴァンステキストを繰り返し解きました。この結果、直近10年分の過去問の既出論点については、解答が口をついて出てくるようになり、頭が真っ白でも回答できるという自信を得られました。また、可能な限り口述アドヴァンステキストを声を出して解くことで、知識が曖昧な箇所が確認できました。

直近10年分の過去問の既出論点を完璧にしたところで、口述オールインワンテキストを使用して更に過去に出題された論点を確認しました。口述オールインワンテキストは、試験に必要な情報が集約されていたため、会派の練習会等で出題された知識も書き込んで知識の一元化を図りました。口述試験当日は、口述オールインワンテキストとそれに書き込んだ事項を見返して、短時間で総復習をすることができました。
私は非常にあがり症でしたので、本試で緊張のあまり無言になる事態だけは避けたいと感じていました。そのため、アウトプットの場として口述対策講座2ndフェーズを受講して、本試までに場数を踏むことを意識しました。本講座では、分からない問題に遭遇したときの対処法を教示いただいたり、他の受講生の上手い受け答えを真似したりでき、学ぶことが多かったです。また、義村先生との問答練習では「受け答えばっちり」とのフィードバックをいただけて、自信を持つことができました。
他にも会派の練習会に参加したりLECの口述模試を受験したりしてアウトプットの場を設けました。また、馬場先生にゼミメンバーの皆様をご紹介いただき、10月からそのメンバーと毎日問答練習することで問答に慣れることができました。一人で過去問等の勉強をするより受験生仲間と問答練習に取り組んだ方が皆さんと同期になりたいと強く思うことができ、勉強により身が入りました。
論文試験受験まで通信で受講していたうえ周囲に受験生がおらず口述試験に不安を覚えていましたが、場数をこなすことで落ち着いて本試験に臨めました。ゼミメンバーの皆様をご紹介くださった馬場先生のご配慮には本当に感謝しております。

学習時間を捻出するために工夫したこと

通学時間が2時間強ありましたので、その時間を勉強時間に充てました。また、講義の合間に数秒でも時間あれば勉強していました。大学のレポート作成等で時間が取れないときは、エスカレーターに乗っているときやエレベーターを待っているときにテキストを見直したりしていました。大学のレポート作成等で勉強時間を取ることができない場合が多かったので、大学のレポート作成等を集中して早く終わらせるように注力しました。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

大学の講義が土曜にもあり、レポート作成等で土日祝日は特に勉強時間の確保が難しいうえ、通学時間の制約もあったため、元々通信での受講しか考えていませんでした。
通信での受講を選択して良かった点は、自分のペースで勉強を進められた点です。大学での学業が忙しい時期はそちらに集中して、ひと段落したころに配信スケジュールに追いつくというように好きな時間に勉強でき、学習スケジュールが立てやすかったです。また、机に向かって勉強する時間があまりとれなかったため、スマートフォン一つで受講できる点は大きなメリットだったと思います。

今、合格して思うこと

今まで応援してくださった皆様、ご支援くださった皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで令和5年度弁理士試験に最終合格することができました。今後は、身近で気軽に相談できる弁理士として活躍することを目指して、まずは大学での研究活動を通して専門分野を究めてまいります。

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