飯田 麻衣さん
最終合格先 |
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大学 | 慶應義塾大学(在学) |
受講コース | 2020年合格目標 総合職〔法律区分〕速習コース/財政学選択 |
受講形態 | 通信受講 |
私が合格・内定を獲得できた理由
周囲の人の支え
人を助けられる、支えられるような進路に進みたいという漠然とした思いはありましたが、具体的に進む道をずっと決めきれずにいました。国家総合職に興味はあったものの、法律未修者かつ大学受験未経験だったので、その壁は非常に高く思われました。そんな私がチャレンジできたのは、周りの多くの方々の支えがあってこそのことです。試験のために忙しくなると、所属しているオーケストラやアルバイトに手が回りにくくなり、十分な職責を果たせていないのではないかと悩んだ時期もありました。それでも周りの人がそれを責めずに、快く応援してくれたことで、いろいろな活動と両立しながら就職活動を進めることができました。自分がいかに周囲に支えられているのかを、改めて実感した期間でした。
LECを選んだ理由
スタッフの方々の親身な対応に惹かれて
国家総合職を受けようと決めたのは、大学3年10月の終わりになってやっとのことです。大学生協に資料が置いてあった数社の予備校に足を運んだものの、いずれも一長一短あり、決めかねていました。そうした中、最後に電話をかけたLECで、受講相談の予約をしたところ、駅から本校までの道案内を教えてくださいました。実際に訪れてみても、電話の印象通り、丁寧で親身な対応をしていただいたことで、この予備校で勉強したいと思ったことを覚えています。また、価格を抑えて主要科目をスピーディーに学べる速習コースがあったことも、魅力的でした。
私の勉強方法のポイント
楽しんだ者勝ち
公務員試験は科目が多く、また長丁場なので、時には投げ出したくなる瞬間があると思います。そうしたとき、いかに嫌にならないか、諦めないか。自身を律することが肝要となります。その方法は人それぞれだと思いますが、私は「試験勉強」と思うのではなく、新たなことを知る喜びを大切にしていました。例えば、ある条文がなぜそのような書きぶりになっているのか、立法趣旨や改正の経緯といった部分にまで目を通すことで、法律を楽しんで学ぶことができましたし、そうした中で培われる思考力は論述試験や官庁訪問においても有意義なものだと考えます。皆さんにも、模試の点数に拘るだけではなく、学ぶプロセスをも楽しんでいただきたいです。
私が公務員を目指した理由
「当たり前」を支えたい
学部で学んだ政治学と、課外活動で学んだ法学(国際法)の双方に関われる仕事がしてみたいと思っていました。法曹の道とも悩みましたが、社会の広範囲にわたる諸問題に、既に顕在化していると否とを問わず、幅広くアプローチすることができるのは、国家公務員ならではだと考え、目指しました。そして、どのようなバックグラウンドを持った人であっても、「当たり前」が今日から明日へと自然に続いていける社会でありたいと考えたからです。
私の面接試験エピソード
飾らず、自分の言葉で
大学1年の時から続けているラーメン屋でのアルバイト、特に、粉から自家製麺を作る製麺所での仕事のことを話しました。同じ材料を使っても気温や湿度の微妙な変化によって全く麺の出来上がりが異なること、スーパーなどで普段当たり前に目にする中華麺ができるプロセスに初めて立ち会った時の感動、等々、特に準備したわけでもありませんが、自然と言葉に熱が入りました。「公務員志望でラーメン屋の話なんて大丈夫なの?」と周囲の友人は半信半疑でしたが、実際には多くの面接官が興味をもって下さり、非常に盛り上がりました。皆さんそれぞれ、これまでの人生で情熱を傾けてきたものがあるでしょう。その情熱を、飾らず、ありのままに話せば、必ずその言葉には重みが乗ると思います。