登録販売者とは
魅力ある【公的資格試験】!
登録販売者は『医薬品販売の専門家として認められた公的資格』です。
医薬品医療機器等法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に定められている一般用医薬品販売の専門家のことで特にリスクの高い第一類医薬品を除く以下の医薬品の販売が可能です。
- ・第二類医薬品
(リスクが比較的高い。おもな風邪薬、解熱鎮痛薬、胃腸鎮痛鎮痙薬等) - ・第三類医薬品
(リスクが比較的低い。ビタミンB・C含有保健薬、主な整腸剤、消化薬等)
薬剤師との違い
大きくは『販売できる医薬品の違い』『調剤ができるかどうかの違い』
薬剤師は一般医薬品の第一類を販売することができますが、登録販売者は販売することができません。
また、薬剤師は処方箋に基づく薬の調剤を行うことができますが、登録販売者はできません。薬剤師よりも販売と調剤業務について制限はありますが、登録販売者も医薬品について知識がある重要な存在であることは間違いありません。
登録販売者資格取得の条件は
受験の「バー」は高くはありません!
実務経験や受講必須科目、年齢制限などの受験資格は必要ありません。未経験者でも目指しやすい資格です。
登録販売者として医薬品の販売にあたるためには、年1回の各都道府県実施の試験に合格し都道府県知事の登録を受けることが必要です。
資格ニーズ背景と重要性
健康は自分で責任を持つ時代!
今日では益々自分の健康は自分で責任を持つことが求められてきています。
国として病気や怪我に対して自ら医薬品を用いて治療に努める『セルフメディケーション』の推進が活発化すると言う背景があり、従来にも増して医薬品のリスク管理が重要になっていくことが予想され、今後一般用医薬品販売を行う際には誤った使用や摂取によって健康被害を起こさないためにも医薬品知識の資格を持つ登録販売者が重要視されるのは確実です。
資格の魅力
社会的信用が高い!
登録販売者は『医薬品販売の専門家として認められた公的資格』であり社会的信用性も高く就転職時にも有利な資格と言われています。
活躍の場が広い!
近年の「医療品販売」は国内需要だけでなく年々高まるインバウンドニーズの高まりを受け、取扱い業種の多様化とセルフニーズで活躍の場拡大。
- 薬局、薬店、ドラッグストアはもちろんのこと、コンビニエンスストア、スーパー、ホームセンターなど今後も市場の拡大が予想されます。
- 小売形態に加え、今後はアグレッシブな健康ニーズとしての「エステ系」「スポーツジム系」や高齢化対応として「介護系」からの「お悩み相談」や「説明会」など様々な業界からの注目とニーズが高まります。
- 個人として薬局・薬店の独立開業、薬剤師の資格が無くても開業許可と販売許可があればも可能です。
- 自分やご家族の健康管理のための便利な知識が役立ちます。
こんなことを学びます!
登録販売者試験の学習を通じ、以下のような問題が分かり、身近な人にアドバイスできるようになります。
- Q1.高コレステロール改善薬は「痩せる」効果を主眼としている?
- Q2.白血球は血液中に存在し、酸素を体内に送り、二酸化炭素を肺に戻すための中心的役割を果たしている?
- Q3.店舗で購入できる医薬品の中には、薬剤師の対面による指導を経ないと購入できない、リスクの高い医薬品が存在する?
- Q4.カプセル剤は温度の低い場所で保管すべきであるため、冷蔵庫にて保管するのが望ましい?
- Q5.症状が重い場合、定められた用量よりも薬の量を増やして対処することが望ましい?