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小林 茉以 先生の実務家インタビュー

弁護士法人法律事務所オーセンス
小林 茉以先生

Profile
神奈川県出身。中央大学法学部在学中に入門講座〈柴田クラス〉を受講し始める。2010年上智大学法科大学院未修者コースに合格。2011年同法科大学院に入学。2014年度司法試験合格。現在は弁護士法人法律事務所オーセンスで活躍中。
弁護士法人法律事務所オーセンス

<開設日>2005年(平成17年)1月15日
<オフィス>六本木/横浜/北千住
<取扱分野>上場企業、新興企業、外資系企業を対象とする企業法務/交通事故、離婚、遺産相続などの個人法務、刑事事件
<構成員>弁護士:30名/事務所スタッフ数:111名(弁護士含め、2016年3月)

弁護士法人法律事務所オーセンス

なぜ司法試験を勉強しようと思ったのか

弁護士というものに漠然とあこがれを抱き始めたのは小学生の時、尊敬していた祖父が、弁護士を目指していた、ということを知ったのがきっかけです。

その後、中学生の時に親族間のトラブルで法律の大切さを知り、弁護士になりたい、と本格的に思うようになりました。あとは、法科大学院が創設され、法曹人口も増え、弁護士になりやすくなったことも要因の一つではあります。

現在の業務

分野としては、不動産関係、交通事故、相続、離婚など一般民事から、企業法務系の契約書のチェックなど様々あります。

具体的には、裁判期日に出廷したり、訴状や準備書面等を作成したり、依頼者とやりとりや相手方との交渉などを行っています。事務所全体としては、離婚に関する案件が多いのですが、女性の弁護士さんじゃなきゃいやだという方が結構多いです。女性の依頼者さんは自分の心の痛みを分かってくれるのは同じ女性だという思いがあるんでしょうね。

仕事のやりがいと苦労話

お仕事アイテム

依頼者対応で苦労するときがあります。当然ですが、依頼者には法的知識がない場合が多いので、完全に負け筋でも、何とかしてくれと言われることがしばしばあります。これは本当に悩みます。それでも何とか自分のある知識や先輩方からいただいた経験談をフル活用して、最終的には依頼者に納得してもらえますが、そこにたどりつくまでの過程は正直大変ですね。

私自身は物事を決めるのにそこまで悩むタイプではないのですが、苦しんだ案件は、求償金請求で、近々がんで入院するおじいさんが相手方だったときのことです。年金暮らしなので月々5000円ぐらいしか払えないと言われてしまいました。それでも、こちらは5000円では和解ができないですし、依頼者のために動かなければなりません。でもその一方でおじいさんがかわいそうだからできれば強制執行ではなく和解で終わらせてあげたいな、と葛藤したことがあります。もちろん依頼者のために動かなければいけませんが、弁護士といえども、人間であるから情に流されてしまいそうになることもあります。

仕事でのやりがい

お仕事アイテム2

苦労を感じる一方でやりがいも大変あります。私の場合、一般民事事件を多く扱っているので、ダイレクトに依頼者と触れ合え、うまくいったときの喜びやうまくいかなかったときのつらさ、悩みを共有できるところにやりがいがあると感じています。一般企業だと直接お客さんと触れあえる機会はそこまでないのではないでしょうか。

その人の人生がかかっているからこそ、一生懸命になれます。離婚であったり、相続であったり、人生の選択という重要な場面に立ち会えることはそうそうない経験をさせてもらっています。やはり、最終的には依頼者に納得してもらって感謝されることがうれしいですね。

今後のビジョン

まだ1年目なので、とにかくいろんなことにチャレンジしていきたいです。その中で、自分に合った分野、自分の得意な分野を見つけ出して、専門性を磨き、将来的には「この分野なら、小林先生でしょ」「小林先生なら安心だ」と言われるような弁護士になりたいと思っています。

また、弁護士はハードルが高いと思っている人がまだまだ多いと思うので、その概念を払拭し、弁護士をもっと身近に思ってもらえるような、フランクに相談できる存在になりたいです。

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