森本 麗さん
最終合格先 |
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大学 | 明治大学 |
受講コース | 2019年合格目標 総合職〔経済区分・教養区分〕Standardコース |
受講形態 | 通学受講 |
私が合格・内定を獲得できた理由
時間の捻出のための努力
私は1次試験の2ヶ月前までバイトとサークルをしており、民間の就職活動も並行して行っていました。他の受験者より勉強時間を確保しにくい中、毎日欠かさず勉強を続けました。特に、疲労からくる睡魔に負けないように、ホワイトボードを自宅に購入し立って勉強していました。1年間の勉強期間は睡眠時間5時間ほどでやっていたような気がします。勉強の際もサークルやバイトと気晴らしが沢山あり、大変でしたがとても充実した1年間でした。
LECを選んだ理由
Web講義で飛ばして勉強できる点
生講義もWeb講義も同じ質で両方受けられることが私にとって魅力的でした。上にも述べたように生講義を受けることが難しかった私にとって、質を落とすことなく自分のペースで勉強できたことは他社では難しい点だと思います。基本的には、生講義を録画したものがWeb講義の位置付けになりますが、LECのWeb講義はWebのために専用に収録した講義なので、質が担保されています。私は秋以降に開催されるゼミ以外はWebで受講していました。
私の勉強方法のポイント
勉強の効率性を追求する
国家総合職試験が最難関と言われる所以は試験科目の多さと高い難易度の2つだと思います。限られた時間の中で全てを完璧にするには無理があり、私は配点比率、出題頻度、試験委員の研究分野の3つでの効率性の最大化を測り勉強しました。特に、総合職試験は難関ゆえに合格最低点はそれほど高くありませんが、教養試験、専門試験、論文試験、人事院面接の勉強時間の掛け方を誤ると高い倍率に跳ね返されるので注意が必要だと思います。
私が公務員を目指した理由
官と民の垣根を超えた政策の可能性
どの省庁も根底には実現すべき日本社会のために障壁を取り除くという点では違いはないと思います。その中でも、私は人に注力したアプローチがしたいと考え、文科省を目指しました。幸福のあり方が多様化した現代において教育により人の可能性を引き出すことが日本のプレゼンスを上げることに繋がると可能性を見出していました。その上で、OECD諸国の中でも下に位置する子供の貧困と、地域による教育の格差が大きな障壁であり、官と民の垣根を越える政策を打つことで私が実現させたい国のにビジョンに近づけると考えていました。
私の面接試験エピソード
空っぽになってからが面接
私の中で最も記憶に残っている面接は政策について職員と1対1で数時間討論したことです。終始「why」の深堀が続きました。民間の就職活動と大きな違いを感じた点です。自分が用意していた札を使い切らし、何も無くなった時に初めて本当の力(人間力)を見られていると感じました。民間就活をした私からみて、間違いなく国家公務員における面接は質問問答などで予習できない最も質の高い面接だと考えています。その分、いかに仕上げてから面接に臨むかが大変重要です。