國分 瑞生さん
最終合格先 |
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大学 | 学習院大学 |
受講コース | 2019年合格目標 総合職〔法律区分・教養区分〕2年Basicコース |
受講形態 | 通学受講 |
私が合格・内定を獲得できた理由
専門論文のアドバンテージ、官庁選び
総合職試験では、専門論文の配点がとても高いこともあり、論文対策の時間を多めにとっていました。通学講座の法律ゼミに加え、早期から学者の基本書や司法試験向けの演習書に取り組むなど、法律に対する理解を深めていました。これにより、二次論文だけでなく、一次の専門択一でも一定の点が取れ、余裕ができたと思います。また、官庁の説明会も早い段階から様々参加していたため、関心のある業務が多くあり雰囲気も合う組織を見つけることができました。そのため、官庁訪問でも自分らしさを活かすことができ、内定に繋がったと考えています。
LECを選んだ理由
自分に合ったカリキュラム
LECでは、専門の法律科目に力を入れている印象を受けたため、理科社会はさらっとやる予定だった自分のスタイルと合致していました。それでいて、教養区分や政策論文、時事などはしっかりと盛り込まれていたため、必要十分な対策ができると感じました。また、大学と提携していたことから、2年間通った場合でも他予備校と比べ価格を抑えられた点もとても魅力的でした。さらに、1年目は、司法試験受験者と同じクラスになるため、レベルの高い講義を受けられる点も大きかったです。
私の勉強方法のポイント
科目の厳選
専門択一では、必修である憲法・民法・行政法の3科目を重点的に勉強していました。選択科目では経済学・財政学は併願でも必要になるためある程度勉強しましたが、他の法律科目は試験の直前に詰めました。憲法・民法・行政法は出題割合が大きく、この3科目を固めていれば、あとは数問拾うくらいで合格水準に達することができました。また、教養も数的処理に時間を注ぎ込んで、理科社会は大学受験で勉強した科目以外は切り捨てるなど、取捨選択をしながら計画を立てていました。
私が公務員を目指した理由
全国規模の制度設計
親族に公務員が多かったこともあり、就職先の一つとして潜在的に意識はしていました。高校の授業のレポート課題で一票の格差を扱った際に、地域によって一人ひとりが平等に有する投票の価値が異なる点に疑問を感じました。そのため、国家公務員として国全体の制度設計や改善に携わりたいと考えたのが具体的なきっかけでした。また、大学で憲法などを学ぶうちに、平等や格差是正についての関心が深まり、この観点から就活を進めていきました。
私の面接試験エピソード
人とのつながり
内々定をいただいた先の同性の同期が全員、官庁訪問の第1クールでまわっていた別の官庁で会話をしていた人たちでした。同じ官庁に内定を得られなかった者同士、ということで意気投合しています。世界は狭いなと思うとともに、人とのつながりの重要性を実感しました。就職以降は人脈がより一層大切になる、とはよく耳にしますが、働く前から仲良くなれて安心感があります。人事院面接などでも、待機中に前後の受験者と話すことで少しでも緊張をほぐすことができたこともあり、人のありがたみに触れた就職活動期間でした。