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2019年度合格
若子 昭一さんの合格体験記

合格者

若子 昭一 さん

受験回数 3回
略歴 東京大学文学部卒
ご職業 調査士補助者
LEC
受講歴
2019年合格目標:書式強化コース
(通信Web)

己を知り、己との距離感を大切にすること

土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ

10年ほど前より、司法書士・土地家屋調査士事務所にて補助者をしてきました。そのため、実務は幅広く経験させていただいていましたが、やはり自分の名前で自分の責任において仕事がしたいと思い、資格取得を目指しました。

LECを選んだ理由

資格取得のための予備校として、私が大学生であった20年ほど前には既に有名でした。まずはその予備校としての歴史から、ノウハウが蓄積されていることを期待しました。また、受験者のレベルに合わせた様々なコースが用意されていること、そして、ホームページが見やすく、自分にとってどのコースを受講するべきか選びやすかったことも決め手になりました。さらには、以前に取得した行政書士資格の受験勉強の際も利用させていただいていましたが、その際に受けた講座がとても良かったので、当初より選択肢として一番に挙がっていました。

合格への道のり

私の場合、行政書士試験の勉強で民法に一通り触れ、実務で不動産登記法に触れていたおかげもあって択一については過去問の復習程度で合格基準点に達することができていました。そのため、書式、特に土地の書式でしっかり得点ができるかが学習の上での焦点でした。
まずは関数電卓をしっかり使いこなすために、土地家屋調査士試験で必要な関数電卓の使い方を解説する参考書で一通り学びました。書籍には詳細な解説がないために苦しい学習でしたが、この時期に必死に頭を使って三角関数の基本を掘り下げたことが最後まで活きていたと思います。その上でLECの「計算特訓講座」を受講しましたが、これによって関数電卓を使うことに対する不安が一掃されました。この後、「申請書マスター講座」や「スーパー特訓講座 書式編」に取り組みました。
webでの受講でしたので、しっかり受講計画を立てることを心がけました。働きながらの学習なので、当然予定通りにいかないことはありましたが、その時はすぐに綿密なリスケジューリングをすることで気持ちを切らさない様にしました。そして、答練はなるべく本番に近い形で演習ができるよう通学を選びました。毎週休日にわざわざ通学するのは大変でしたが、これも本番で落ち着いて解答をする上でかなり役に立ったと思います。
答練が終了した後の最終版は、新しいテキストなどには手を出さず、講座で使ったLECのテキストや答練の復習に努めました。これも綿密な計画を立て、計3回は回しました。わかったつもりでいても、実際に取り組んでみると抜け落ちている部分がかなりあり、何回も同じ問題に取り組むことで、自分がしがちなミスもよくわかりました。ケアレスミスについてはノートに書きだし、そのノートも直前まで何度も見返しました。本番では、緊張のせいため10点近くミスで落としましたが、それでもかなりミスを抑えられたのではないかと思います。

40代からの学習スタイル

私は40代になってから本格的に土地家屋調査士の受験勉強を始めましたが、土地家屋調査士は、他の資格と比べても、受験者の年齢層が高いように感じます。年齢を重ねると、新しいことを覚える能力は当然減退しており、大学受験の際のように学習が進まないことは大きなストレスではありました。また、40代ともなれば、仕事を抱えながら勉強する方も多いと思います。
私が特に気を使ったことは、まず、睡眠時間を削るなど体に負荷をかけないことです。体にかけた負荷は、仕事の質の低下や、学習効率の低下となって必ず跳ね返ってきます。悪い循環に陥ってしまうと、合格は遠のきます。合格という成果のため、家族に甘えるなどして、自分がこなしていた仕事を削り勉強時間を捻出するよう心掛けるべきと思います。
次に、決まったテキストを繰り返すことに力を注ぐ、ということです。LECのテキストには合格のために必要な要素が全部入っています。受験前の不安からいろいろなテキストに手を出したい気持ちが必ず湧きますが、これでもかというくらいに復習に力を入れるべきです。新しいことが覚えにくくなったとは言っても、3回も繰り返せばかなり精度があがります。繰り返したことは本番で発揮できます。
最後に、意味を考えすぎないことです。人生経験を積めば、世の中にはいろいろな考え方があることがわかります。これは、他人と強調して生きていくために大切なことではあります。しかし、高校受験や大学受験とは違い、資格試験の受験勉強には、合格できない限り意味はないと思います。土地家屋調査士試験のように、勉強をやれば合格できる試験の勉強の意味を、やる前に考える必要はありません。とにかく日々学習の実行を積み重ね、着実に合格を勝ち取りましょう。

これから土地家屋調査士を目指す方への応援メッセージ

土地家屋調査士の仕事は、社会に貢献できる大変やり甲斐のある仕事だと思います。また、近年は受験者数が減少傾向にありますが、日本での不動産が極端に減ることも考えにくいことから、一人一人の資格者の重要度が相対的に増していく仕事でもあると思います。試験は決して簡単ではないですが、かといって超難関ではなく、適切に努力すれば合格という成果を得られる部類だと思います。粘り強い学習で合格を勝ち取り、資格者として共に働きましょう!

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