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2013年度合格
渡辺 温美さんの合格体験記

合格者

渡辺 温美 さん

受験回数 2回
受講クラス 2013年目標 答練フルパック 会場受験
2012年目標 免除資格者Aコース 通信受講

私は他資格受験の経験から民法の知識はあったものの、表題登記という言葉もよくわからない状態からのスタートでした。ですが専業受験生として、試験に専念できる環境にあった為、なんとしても一発で合格しようと心に決め勉強を開始しました。

1年目の学習方法

私は地方在住ですので、LECの初心者向け通信講座をDVDで受講し、ファイナル答練は通学を選びました。独学という選択は全く考えておらず、講師の「一発合格も夢ではない。自信がある。」との言葉に背中を押されLECに決めました。通信講座は、DVD講義を一本見たら該当箇所のテキストを理解しながら丁寧に読み込み、わからないところがあると教えてチューターの質問制度を利用しながら進めていきました。講師が噛み砕いて具体例を話してくれる時に、テキストにメモを残しておくことで、後日のテキストの読み返し時に具体的に思い出すことが出来るので、DVD講義を見る際は常に手を動かしテキストや板書に書き込んでいました。5月から始まるファイナル答練からは、毎週新幹線と高速バスを利用し往復8時間以上かけて通い、また自宅学習で疑問に思う箇所をまとめておき、解説講義のあとに講師に質問をしていました。疑問に思ったことは遠慮なく質問させていただきました。教えてチューターより、直接講師に質問できることはとても良かったです。一年目はD・E判定ばかりで答練をインプットに利用していたように思います。判定がどんなに悪くても一発合格を諦めないという強い思いを持ち続け、答練や本試験問題を繰り返し解いていました。一年目の方は答練で判定が良くなくても、真面目に毎日択一・書式繰り返すことでレベルが上がってくると思います。私自身、直前期に力が付いてくるのを感じていました。しかし残念ながら一発合格をすることはできず、合格発表日には悔しくて不合格を受け入れることができませんでした。

2年目の学習方法

1月1日から本格的にスタートしました。一年目の本試験の敗因分折や答練の経験から、本試験に対応できる知識は十分に備わったと感じていたので、どのようにして本試験中の冷静さを保ちミスを減らすかということを常に考えていました。答練や自宅でよくやってしまうミスをノートにまとめ、それをもとに自分なりのミスをしない解答手順やマーキングの仕方、見直し手順をかなり細かい部分まで考え、書き出し、貼りだし、頭に叩き込むようにしていました。また3月から始まるスタンダード答練から通学を選び、本試験並みの実践を多く積むことにしました。二年目もLECの答練を選んだ理由は、申請書の記載例が各予備校により差異があり、どちらの記載例でも正解だとしても混乱してしまうことを防ぎたかったからです。ファイナル答練からは毎週日曜日に行われ、試験開始時間も本試験と同じだったことも理由の一つです。答練は地方から時間をかけて通ったため、1回1回を無駄にしたくないと思い、かなりのプレッシャーをかけて挑んでいました。例えばスタンダード答練レベルでは、時間が余ってしまうので、どんなに早く択一と建物の解答が終わってしまっても土地の問題には手を付けず択一と建物の見直しを行い、試験終了30分前に土地に入るなど時間の制約を自分で設け緊張状態をつくり出していました。逆に、ハイグレード答練に入ると時間的余裕がありません。論点も複雑に組み合わされています。上手く言葉にできないのですが、ハイレべルな問題を解くことで、絡み合った論点を冷静にひとつひとつ切り離して考えていくような思考感覚を掴むことができました。この感覚を掴んだことで本試験中に冷静さを保つことが出来、とでも良かったです。答練は通学が可能な方でしたら、迷わず通われたほうが良いと思います。もちろん答練と本試験の雰囲気は異なりますが、答練に毎週通い受けておくことで、答練の延長線上に本試験があるように感じられたからです。二年目の答練は全体を通じてA・B判定をとれるようになっていました。最後の全国公開模試では、書式の採点を山崎先生にしていただき、「大丈夫。緊張して80%の実力しか出なくても合格。そのレベル。本当によく勉強されましたね。」との温かいコメントをいただき、直前期に励ましてもらいました。この解答用紙を本試験会場にお守りに持って行き、コメントを読み返し、「ここまでやったのだから、あとはやるだけ。」という気持ちで落ち着いて試験を受けることができました。受験願書の提出日についても一年目は周りにお試し受験の方が多いような生ぬるい雰囲気の中での受験でしたので、二年目は早めに願書を提出しました。また座標算出が苦手でしたので、なんとかしなければと思い、余弦定理や正弦定理、二辺夾角法、セットバックなど、調査士試験に必要な数学知識をまとめ、着目するポイントを書き込んだオリジナルノートを作成しました。このノートを毎週の答練開始前に軽く確認するだけで、だんだんと閃くことができるようになっていったと思います。

直前の学習方法

基本が大切な試験です。基本に戻り、択一対策にはテキストをもう一度読み返し、書式対策には過去問と徹底解析というように、手を広げず、やることを絞り込んで行いました。テキストを読む際は丁寧に時間をかけて読むというよりは、ページをめくりながら自分自身に講義をするように当該ページの論点を言葉に出し説明していく方法で行い、本試験前の四日間で全4冊すべてのテキスト(論点)を確認し終えました。書式の過去問に関しても、何度も解き答えを覚えてしまっているため、自分で決めた解答手順で建物は約30分・土地は約40分で解答するようにしていました。この頃にはテキストも二年間で15回以上読み込んでいたため、黒くボロボロになっていましたし、電卓もボタンの表示が一部消えてしまっていました。

試験を振り返って

この試験はそんなに難しい試験ではありません。ある程度勉強すれば合格レベルまで達することができます。その合格レベルに大勢の受験生がいることを忘れず、合格を信じ、自分に足りていない部分を補い続け、泥臭い日々の努力を積み重ねて合格出来たのだと思います。毎日毎日忘れては覚えて、ミスをしては対処法を考えての繰り返しでした。何度も何度も本当に合格できるのかと苦しく不安になりながらも、合格発表で自分の番号をみつけたときの気持ちを想像したり、合格後の働いている姿を思い浮かべたりしながら気持ちを鼓舞していました。最後に、励まし支え続けてくれたパートナーや親や友人、受験仲間に心から感謝しています。

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