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2013年度合格
田中 明子さんの合格体験記

合格者

田中 明子 さん

受験回数 2回
受講クラス 2013年目標 計算特訓講座
書式答案の作り方を見せる講座

私は大学卒業後、調査士である父の事務所を手伝いながら、平成24年に土地家屋調査士試験を受験したことがありました。しかし総合点で4点足りず不合格でした。「もう1回受験すれば受かるかも・・・」と思ったものの、気力が湧かず、受験を断念してアパレル会社に就職しました。満3年勤務した後、一念発起して会社を退職し、平成24年の司法書士試験に合格しました。「この勢いで調査士も受験したら、合格できるのではないか?」と思い、再び土地家屋調査士試験を受験しました。

平成24年12月から数学の勉強に着手したものの、平成25年3月末まで司法書士の新人研修等もあったため、択一対策をスタートしたのは4月からでした。

LECを選ぶ決め手となったこと

試験勉強中、私の一番の課題は「使う公式が瞬時に閃くようにすること」と「記述の解答時間の削減」でした。「この二つさえ克服すれば合格できるはず」と思い、講座を探しました。お世話になっていた予備校にはしっくりくる講座がなく、インターネットで検索していたら、LECのホームページでビビッとくるものを発見しました。それが「計算特訓講座」と「書式答案の作り方を見せる講座」です。

記述対策

LECの計算特訓講座の特訓本のいいところは、計算パターンが細分化されているところです。私は書式問題を1問全部解くと、「A点はあの計算で求めて、B点はこの計算式で求めて・・・」と色々とやっているうちに、自分の弱点がボヤけて、何を鍛えるべきか分からなくなることが多々ありました。しかし、LECの計算特訓本を使ったことにより、目的を見失うことなく、苦手部分だけを集中的に練習できました。私は「答練で求められなかった計算点」と「計算特訓本で『解けるけど、計算方法が閃くまで時間がかかる問題』」だけを抜き出して、自作の計算弱点ノートを作りました。このノートは左ページに問題を書き、右のページには距離や角度を色分けして、解法に辿り着くまでの道のりを記載したものです。そのノートを答練直前や本試験直前に眺めていました。こうすることにより、模試等で「計算方法が分からない」ということは無くなりました。

「書式答案の作り方を見せる講座」は1回のみの講座です。私はDVDを1回しか見ていませんが、とても役に立ちました。講座名のとおり、講師の先生が書式答案を作る手順を、解説付きで最初から最後まで見られるというものです。

この講義を見る前までは、自己流で解いていました。問題を読みながら空いているスペースにラフな構成図を描いていたため、無駄に時間がかかり、見直しが出来ないこともしばしばありました。一方、この講座は「必要な数値を問題図に直接書き込んで構成する」手法で、構造図を新たに描く必要が無いため無駄な時間が省けました。少しずつ自分なりにアレンジしつつ練習していくうちに、時間が余るようになっていきました。

択一対策

択一対策はひたすら過去問を回しました。時間短縮のため、組合せ問題ではなるべく全肢を読まなくて済むようにするには、過去問の知識をしっかりと定着させることが必要だと思ったからです。過去問はLECと他校の二社分を買いました。二社分の過去問を揃えた理由は2つあります。①解説を読んでも意味が分からなかった場合、他社のものと比較検討して読めばほとんどの場合、意味と重要論点が分かるため。②グレーな問題をあぶり出すため。個数問題ではA予備校では「1・2が○なので、答えは2」としているのに対し、B予備校では「1と4が○なので、答えは2」となっているなど、差異が生じている部分があります。どちらが正しいかが重要なのではなく、二社を比較して「この問題はグレーだ」と認識し、出題者のクセを頭に叩き込むことが重要なのだと思います。

また、択一は「試験中に『微妙な言い回しの肢』を発見したら、組み合わせ問題の場合はその肢は無視する」と、自分の中でルールを決めておきました。これも時間短縮のためです。答練は時間配分の練習に使うのみで、択一の解説は読みませんでした。本試験まで時間が無いし、余計な知識を入れるより、本試験の出題者対策をしっかりしておけば大丈夫だろう…と思っていたからです。

本試験と感想

自分の席について最初に思ったことは、「つ・・・机が狭い!」でした。そこで、まず建物図面を描くときに三角定規がどこまで上下できるかを確認しました。次に答案用紙と問題冊子をどのように置くのがベストか確認。その後、自作の計算弱点ノートを眺め、試験が始まるのを待ちました。試験が始まると、まず択一から着手しました。組み合わせ問題は必要最低限の肢しか読まず、どんどん進めていきました。記述は建物の次に土地を解きました。土地の座標求積は、色ペンを使って「わかっている数値」と「求めたい部分」を色分けしたため、使う公式がわりと早く閃きました。全ての解答が終わったとき、20分くらい余っていたので、土地の座標を別の公式を使って検算しました。そして建物も再チェックした後、択一で読み飛ばしてきた部分を読み、マークシートをチェックしました。結果は択一が42.5点、記述が44.5点で合計87.0点でした。見直す時間もあり、本試験は落ち着いて受験できたと思います。これも計算特訓講座・書式答案の作り方を見せる講座で時間を大幅に縮減できたからだと思います。

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